前回は、私がお勧めするエフィカシー(=自分の能力の自己評価)を上げる2つの方法についてお伝えしました。
ところで、自分の能力ってなんでしょう。ゴール(≒今実現方法はわからないけどやってみたいこと)を設定している方にとっては、ゴールを達成する能力が今の自分にあると感じられることになります。
しかし、自分の能力って言われてもいまいちピンと来ないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
以前の記事でもご紹介しましたが今年のゴールデンウィークに、私は河崎癒しの会に参加しました。
そして、会での経験後、苫米地英人博士の著書
がんを克服できる脳 (主婦と生活社)
を再読し、会での私の体験をコーチングの観点から再考しました。再読の際に自分の能力(書籍の中では自己能力とあります。)を考える指標が書いてありとても参考になりました。
今回は再読時の私の気付きから、過去の経験から自己評価を上げる方法について以下でお伝えします。
自分の能力を考える時の指標は、これまでの経験(過去の経験)の中で、
楽しいと思ったことや、うれしいと思ったこと、そしてもちろん誇らしい経験を掘り起こすことから始まります。
楽しいやうれしいと思った、その行為や事柄は、あなたの評価そのものです。・・・
(がんを克服できる脳より引用)
とあります。例えば、20年以上前になりますが私は小学校の時友達と一緒に川遊び(飛び込み、魚のつかみ取りなど)をして楽しかったという記憶があります。
その状況の中で、「どんな行動を取ったから楽しかったか」を分析(がんを克服できる脳より引用)
してみます。
「手づかみで取った魚を火で焼いて、川原の鋭利な石で身を切り開いて皆で分け合って食べた。取った魚を調理して皆と喜びを分かち合う自分はワイルドだった。小魚のおどり食いをして皆を笑わせた自分は面白かった。」分析を通してこのようなことが私には思い出されました。
私にこう思えたこと、例えばこれが自己評価になります。うれしい記憶も同じです。(例えば、私は大学時代ゴルフで初めてチップインバーディーした時の記憶が鮮明に思い出されます。ただし今は全くゴルフをしていません。)誇らしい気持ちなどは、そのままエフィカシーといえます。
こうやって考えていけば、あなたの中で評価できることはいくらでも眠っているはずです。それを1度きちんと掘り返してください。(がんを克服できる脳より引用)
過去の経験から自分の能力(自己能力)を自己評価する過程で、様々な情景が鮮やかに思い出され心地よい情動や体感が引き出されるのを私は感じました。また、これを繰り返す中で、好ましい情動や体感を思い出すのが容易になってくるのを私は実感しています。
これができたら、今のあなたのエフィカシーも上げていきます。これまでの経験を通して、自分の能力(自己能力)の自己評価について理解を深めた皆さんには、前よりもより簡単にできそうですよね。
次回はエフィカシーのまとめをします。
*最後まで記事をご覧頂きありがとうございました。記事についてご質問などありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。 *現在愛媛県松山市を中心に体験コーチングを実施しております。お問い合わせ頂きましたら、詳細についてのご案内をお知らせします。
*お問い合わせにはブログの左上にある、お問い合わせフォームをご利用下さい。(アメブロのメッセージやツイッターのダイレクトメッセージ等も可、コメントも随時受け付け中です。)