お陰さまで500日目を迎えることができました。
まずは100日、次は1年、そして1000日と、徐々にハードルを上げて行きましたが、続くものですね。
もう止められないかもしれません。日々ネタを拾おうとしている自分がいます。
先生 その500
今回の国難は、この国が一つになって復興していかなければならない。
小学生でも分かりそうな事態にも関わらず、政治屋のみなさんは、まだ自己保身のために動いているようにしか見えません。
首相のリーダーシップの在り方がバカにされるのは、自業自得のように思いますが、あげ足をとろうとする野党の皆さんも、大人げなく見えるのはボクだけでしょうか?
その中で、我々日本人にとって、明るい兆しを見せてくれているのが、天皇皇后両陛下の存在です。
心友・ヤガミさん のブログで知った話がほとんどですが、「これぞ真のリーダーシップ」という姿勢を見せて下さっていらっしゃいます。
まず震災が起きた日、両陛下は直前まで皇居を訪れていた方たちの安否を案じられて、皇居内での宿泊をご提案されました。
一般人が皇居に宿泊するのは、前代未聞のこと。
しかし、非常事態だからと形式にとらわれず、身近な方をお守りしてくださったのです。
そして計画停電の期間中も、両陛下は一般市民とともに行動されました。
皇居をはじめとする国の機関は、計画停電の対象外だったにも関わらず、第1グループの停電中は皇居内のブレーカーを落として、電気を使わずに生活されたそうです。
「苦しんでいる人がおり、自分の気持ちとしてそうしたい」
それだけでなく、国民を勇気づけるためのメッセージも贈って下さっています。
これはエントモさんのメルマガ
で紹介されていたお話ですが、毎年お正月には、伊勢神宮の五十鈴川で禊をされ、国民の健康と安泰を祈願されているという話を聴きました。
無私の心で凍りつくような水に浸かって禊をする。生半可な気持ちではできない苦行だと思います。
我々の国には、これほどまでに慈悲の心に満ちた君主がいらっしゃるのです!!
両陛下のお慈悲に感謝し、一人一人がそれに答えるように一生懸命生きましょう!!
ボクも、一生懸命に生きて、もっとたくさんの人の命を輝かせていきます。
南三陸町で物資の配布を終えると、会津通商 さんの仙台営業所に戻ります。
普段はドライバーさんたちの休憩所として使っている部屋を、仙台・とどけ隊というボランティアチームの事務所&ボランティアさんたちの宿泊施設にと、提供してくれています。
ほんとうに、ありがたいことです。
先生 その499
夜は、会津通商の今井さん、日本商店会の仲間イサルトくん、すぎたつ会頭からのお誘いを受けて、稲葉運送のドライバーさんも一緒に、晩御飯をご一緒させていただきました。
ボクにとっても、ドライバーさんたちにとっても、この「振りかえり」の時間は、かなり有意義な時間でした。
彼らが被災地で感じた言葉は、ボクが想像していた以上に深い気づきを得ていたようです。
「シゴトの不満や愚痴なんて、ちっぽけなことだと感じました」
「自分の人生観が変わりました。あたりまえのことなんて、何もないですね」
そんな彼らを、優しい眼差しで聴いてくれる3人の仲間たち。
「感じることが大事だよ」と教えてくれる、すぎたつ会頭。
「こんな経験させてもらえる会社はなかなかないよ」という今井さん。
「稲葉運送、ナイスだねぇ」というイサルトくん。
ちょっと照れくさかったけど、心友たちにドライバーさんを褒めてもらえるのは、メチャメチャ嬉しいです!!
そして翌朝は、会津通商のテレビ会議に参加させていただきました!!
全国に6ヶ所ある営業所をつないで、一週間の振り返りと、これから一週間への思いをシェアするのですが、軸になるのは売上や物量ではなく、会津通商のクレドなのです。
8つのクレドに対して、この一週間を振り返った時に自分はどうだったのか?
そして、これから一週間は、何を意識するのか?
「善い悪いを判断するんじゃなくて、受け止めた上で、次をどうするかをシェアするんだよ」
なるほど、フローな状態を作るための会議ですから、すごくテンポよく進みます。
そして、皆さんの振り返りの言葉に、会津通商さんの経営理念が浸透していることを感じました。
ボク自身、他社の会議や朝礼に参加する機会は、ほとんどありませんでしたから、このチャンスは本当にありがたかったです。
たまたま、僕らの滞在が月曜日に当たったというのも、奇跡でした。
僕らの会社での朝礼や会議を振り返ると、目的を明確に示していなかったことに気づきます。
善い成果を出すためには、心の状態を最善にするところからです。
もっといい会社にするためのヒントとチャンスをたくさん与えてくれた、今井さんと会津通商の皆さん、ありがとうございます。
チョコチョコと、ブログやフェイスブックにも紹介しましたが、あまり被災地での写真は撮れていません。
携帯のバッテリーが切れそうだったから。
運ぶことに夢中で、気が付いたら写真を撮る意識が吹っ飛んでいたから。
そしてもう一つの理由は、撮影する気になれなかったから。
先生 その498
「被災地には物資が集まりすぎている」
「被災地ではまだ物資が行き届いていない」
両極端な事前情報を聴いていましたが、これは両方正解です。
確かに物資は集まってきています。
避難所によっては、物資が集まりすぎて、人の生活するスペースを削っているという本末転倒な現象も出てきているようです。
しかし、その反面、物資の支援が行き届いていない人たちがいらっしゃいます。
「自宅避難者」と呼ばれている人たちです。
家は残っているものの、水と電気はまだ復旧していません。
給水車で水を汲み、発電機で最低限の電気を使う。
簡単に外には出られないので、日常品の買い物もままならない状態のようです。
行政は「近くの避難所に、必要な物資を取りに行ってください」と呼びかけているようですが、心情的にもらいに行くことができない。
津波の被害で自宅を失った人たちに対して、ひけ目を感じているようです。
僕らが訪れた南三陸町の志津川地区は、川沿いの集落が相当津波に流されて、崩壊しています。
しかし、ちょっと坂を登ったところにある地域の家は、ほとんど被害を受けていません。
その差はわずか100m程度!!
命の分かれ目は、残酷なまでに僅差だったのです。
その集落に行って、僕らは支援物資を届けさせていただきました。
最初は遠慮がちだった人たちも、徐々に集まってきてフリーマーケットのような状態!!
「避難所には荷物が入っているみたいだけど、ここに荷物を届けてくれる人は中々いない」
「トラックで届けにきてくれたのは、あんたらが初めてだ」
中には、涙ぐみながら物資を受け取ってくれる人がいたとか・・・。
僕らのシゴトでも、届け先の方に「ありがとう」と言っていただくことはあります。
でも、言葉の重みが全然違って感じられました。
「こんなに感謝してもらえるなんて、ほんとこのシゴトやってよかった」
「あの姿を見たら、疲れが吹っ飛んで体が勝手に動いてました」
ドライバーさんたちも、そんな嬉しい言葉で、一生懸命にシゴトをしてくれました。
「あたりまえ」なんて何一つない。
震災の直後は、僕らも実感していたはずですが、1月以上経過した今となっては忘れかけていました。
感謝の気持ちをチューニングさせてくれた、被災地の皆さんに感謝しています。
今回の被災地支援活動、きっかけはすぎたつ会頭からの協力要請でした。
「格闘家の大山峻護 さんから依頼があったんだけど、4t車で支援物資運べる?」
はい、喜んで!!
ということで、今回はボク自身もドライバーさん4人とともに、初めて現地に入りってきました。
先生 その497
川口の倉庫に着くと、驚くほどの物資が集まってきていました。
衣類、オムツ、生理用品、衛生用品、食料、水
とても在り難いことですが、「これは4t車には積みきれないかも
」というボリュームです。
それだけ、大山さんたちの影響力が大きいのでしょう。
どうやって積もうか?
と考えているところに、いかにも体育会系の熱くて男くさそうな集団が集まってきました。
「稲葉さんですか? 初めまして、格闘家の大山と申します」
優しい目で握手を交わしてくれた大山さん。
ブログを読んでいても、本当に感謝の心で生きていらっしゃる人だとは感じていましたが、意外なほどに柔らかい手の平にビックリ!!
後でふと思ったのですが、相手の方の手を痛くさせない心配りだったのかもしれません。
いずれにしても、ものすごく優しくて真摯な方です。
そして集まってくださった人数は約20名
皆さん礼儀正しくて、力持ちが揃っているので、あっという間に荷物が集まってきちゃいます。
ただ、箱の形がバラバラなので、トラック内での積み込みは、パズルというかテトリスのような状態。
そこは僕らの会社のプロフェッショナルコンビ、マコちゃん、アキちゃんの技で綺麗に仕上がりました!!
「本当に困っている方たちに、必要なモノを届けたい」という大山さんの熱い思いから、地元のボランティアの方々のフォローをいただき、今回はそれを実現することができました。
詳しくは明日のブログで紹介したいと思いますが、思いと言葉、そして行動が一致していらっしゃいます。
大山さんの自訓は「All Into Power-すべてを力に-」
いいことも、わるいことも、辛いことも、苦しいことも、すべてを自分の力に変えていくこと。
今までの人生で多くの力を蓄えてきた姿は、被災地の人たちに勇気を与えられたと思います。
強いから優しくなれる。大山さんのような格闘家さんとご縁をもてた奇跡に感謝です。


