それは何気ない会話がきっかけでした。

法務局で印鑑証明の発行を申請する用紙には、代表取締役の生年月日が必要です。


「専務、社長の誕生日って、いつでしたっけ?」


「6月26日だから、来週の日曜日か・・・」


そうだ、もうすぐなんだよなぁ!!!


先生 その550


実は最近、様々な困難が降りかかってきて、社長が元気なくなっていたのですあせる

体調は問題ないのですが、事務所であまり笑えなくなってきているのは心配なこと。

そこで、事務所のスタッフである、山崎クン、マヤちゃん、そして4月に入社したばかりのミカちゃんに相談して、ケーキとメッセージカード、それに手頃なプレゼントを用意することにしました。


ムードメーカーのマヤちゃんと、先輩を立てて尽くすミカちゃん。

この二人は、小学生の頃からの幼馴染。

しかもミカちゃんのお母さんは、長年僕らの会社で社長に仕えてくれたスーパー事務員さん。

ある意味で、彼女も「後継者」なのです。


「お母さんが働いてる様子を聴いて、私も働きたかったんです」


面接でそんな思いを語ってくれたミカちゃんに、二つ返事でOKしてしまいました。


最初は「幼馴染の女性二人が、机を並べてシゴトをするのはやりづらいんじゃないか?」という危惧もありましたが、想像以上に二人の連携は見事です。

そして、この二人に共通して言えるのが「声の笑顔」

会津通商さんのクレドにある言葉ですが、二人ともタイプもトーンも違えど、電話の応対を横で聴いていると、まさに「声の笑顔」を感じられます。


今回も、二人でプレゼントを考え、「社長に美味しく食べてもらえるように」という思いを込めて、地元でも人気の洋菓子店でケーキを用意してくれました。

社長がちょっと外に出ている隙に、ケーキをセッティングして準備完了!!


まさか、従業員さんからお祝いされるとは思っていなかったようで、わかりやすいくらいの照れ笑い。

とても喜んでくれて、みんなで笑顔になることができました!!


最近になって、従業員さんと僕ら経営陣との繋がりが、お金だけじゃないんだと感じる場面を見せてもらえる機会が増えてきました。

いや、そうじゃなくて、「お金じゃない繋がり」に、ボクが気づいていなかっただけかもしれません。


経営者と従業員は、家族のような関係で在りたい。

普段は厳しいことも言うけど、上司や仲間や後輩の誕生日を、自分のことのように祝える会社を目指していきます!!

新しい学校に赴任されてから、すっかり不義理をしてしまっていた廣瀬校長先生

たまたま、仕事で近くに行く用事が出来たので、初めて新しい校長室を訪ねてきました。

ボクに四人目の子が生まれた話、新任地での保護者との関わり方の話等々

お互いに積もる話がたくさんあって、時間が経つのが忘れそうです。


先生 その549


ずっと積もる話を続けたいけど、お互いに次のシゴトがありますから、そこそこにしてボクが訪ねてきた本題を切りだしました。


「来年の3月31日、僕らの為に授業をやってください!!」


突然のお願いに、最初は「勘弁してくれよ~」と困らせてしまいましたが、ボクの想いは本気です。

実は先生は今年還暦を迎え、来年の三月で教壇を去ることになります。

何か先生のはなむけになるような、思い出に残る形でお祝いをできないだろうか?


「教師としての廣瀬先生の授業を、みんな受けてみたいんです!!」


本気の思いをぶつけたところ、先生も本気で答えてくれることになりました。

当時のPTA役員仲間はもちろん、当時の先生方も一緒に、生徒となって授業を受けます。

出席簿も、生徒の名札も、ツッコミ用のハリセンも用意して・・・

準備をイメージするだけで、ワクワクしてきます!!


どんな内容の授業になるかは、すべて廣瀬先生にお任せですが、この企画はボクが一番やりたかった夢への布石です。


先生と親が机を並べて、学びを共有する。

そしてお互いに感じたことをシェアして、それぞれの立場で実践に繋げていく。


「たった一時間の授業で、何が変わるの?」と、思われるかもしれません。

でも、ボクはあえて現役の先生たちに、廣瀬先生の想いを感じてほしいんです。


「『子供らに教えてやってる』なんて思うから、関係がおかしくなるんだよ。

子供たちの教わる姿から、こっちは何倍も教えてもらえるんだからよ」


数年前に、先生と飲んだ時にボソッとつぶやいた言葉が忘れられません。

子供のころは、勉強も、スポーツも、友達と遊ぶことも、そして学校も苦手だったという廣瀬先生だからこそ、伝えられるメッセージがあるはずです。

事業とは呼べない活動ですが、まずはここからがスタート!!

先生の想いが深く伝わる授業になるように、アシストしていきます!!

去年の猛暑も激しかったのですが、節電の影響もあって、扇風機がバカ売れしています。

家電量販店でも品切れ続出!!

ボクらの事務所は、なんとか手に入れた1台の扇風機を使って、熱さをしのいでます。


微力だけど、節電に協力していきたいですからね。


先生 その548


我が家の付近は、常磐道のICに近いため、ヤマダ電気とケーズデンキが至近距離にあるので、お互いにシノギを削り合っているようです。

郊外型の店舗によくありがちな話ですが、実は都心部でも同じ現象が出ているようですね。

水戸駅の周辺にはケーズとヤマダ、そして先日ビックカメラがオープンして、三店舗でシノギを削ることになりそうです。

水戸駅というこじんまりとしたピンポイントの場所に、大型量販店が3つもあっても仕方ないんだけどなぁ・・・と思うのは、ボクだけでしょうか?


それはそれとして、今朝の新聞を読んで驚いたのが、そのビックカメラ水戸駅店

なんと初日の全売上を「偕楽園」「弘道館」の修繕 のために寄付したというのです!!

その金額が、なんと8254万円!!

いやぁ、ずいぶんと太っ腹な寄付をしてくれたもんですねぇ。


実はビックカメラの社長さん、新聞によると茨城県取手市の出身。

水戸とはかなり離れた場所ですが、社長なりの郷土愛から決めた方針だったのでしょう。

偕楽園も弘道館も、茨城を代表する歴史的建造物ですから、今回の震災によって倒壊したニュースはボクもショックでしたが、今回のニュースで再び注目を受けるかな?

もちろん企業としての広報戦略もあるだろうけど、売上全額(粗利全額じゃないですよ)を寄付するのは、半端じゃない覚悟です!!


僕らの会社も、ここ二か月くらいは支援金集めが滞ってしまっています。

「1日の売上を寄付」なんて、意地で大見栄切るつもりはないけど、なんか運送会社らしい支援金の拠出方法を考えてみたいですね。

何度も同じことを言ってるけど、継続していくことが大事ですから。

大震災の時、液状化現象が問題になった浦安市。

報道を観ただけで判断するのは申し訳ないけど、市長さんの姿勢はひどかったなぁ・・・。

あまりにも他者依存が強すぎて、行政のリーダーとしての資質は、管総理以上に残念な人でした。

対象的に、世界中から震災後の対応力が絶賛された場所も、また浦安市にあったんですけどね。


先生 その547


東京ディズニーランドと、東京ディズニーシー。

交通機関がマヒして、帰れなくなったゲスト約7万人を、当日のキャスト全員で安全に避難させた話は、様々なところで報道されたのでご存知だと思います。

実はその中の一人が、ボクの心友だったのです。


喜働力塾第8期でご縁を頂き、今は一緒に夢実践会を受講しているさおりんは、TDRの救護センターで働く看護師さん。

震災の日も、怪我をした人、具合が悪くなった人の対応をしていました。


「電車が止まっちゃって、交代の人が来れないから、36時間くらい連続で働いちゃった」


4月になって再会した時、彼女は笑いながらその時のことを語ってくれました。

食事をとる暇もないような過酷な状況だったにも関わらず、彼女の中ではすでにネタにしています。


また彼女は、高校生の時に、チアガールとして甲子園で踊った経験があるのです。

彼女の母校は、大分県を代表する甲子園の常連校。

でも、自分が現役の時に、甲子園に行ける保証はありません。

ものすごく運がいいのか? それとも、彼女自身が勝利の女神だったのか?

いずれにしても、元々「人を応援すること」が性に合っているのかもしれません。


そして今日は、さおりんの誕生日!!

おめでとうございます!!


最近では、実践会だけじゃなく、様々な場に自ら参加しているようです。

そういやぁ、彼女の夢をまだ聴いたことないなぁ・・・。

逆に言えば、一生懸命人の話を聴いてくれる、まさに存在そのものがみんなの看護師さんなんですね。

いつも人の話を聴いてもらってばかりでは申し訳ないので、今度会ったら聴かせてもらおう!!

震災から3カ月以上経ちますが、依然と支援物資が被災地に贈られてきています。

まだまだ「必要とされているモノ」があるということですね。

そんな中で、僕らの会社からも、久々に被災地の方へ物資輸送をすることになりました。

今回のメッセンジャーはカメちゃんとセンちゃんの二人です。


先生 その546


すぎたつ社長から相談を受けた水30パレットを6月上旬に預かり、

「どうやって現地に贈ったらいいだろう?」と考えていたところに、救世主が現れました。

登米市にある柳津虚空蔵尊 というお寺の、住職さんの奥様である杉田さん。

どうやら、運輸維新会や仙台とどけ隊との繋がりも多く、近隣の被災地への支援活動をバックアップしているマザーテレサのようです。


事前に大型車で2台分の水と缶詰を贈り、いよいよ僕らの会社の出番がまわってきました。

4t車に、残っていた水を全部積みこんで、まずは杉田さんのもとに向かいます。

500mlペットボトルのミネラルウォーターを、手積み手降ろしで運ぶ作業は、炎天下も重なって過酷だったことでしょうが、笑顔でやり切ってくれたようです。

(その時の模様は、杉田さんのブログ に詳しく紹介していただきました)


僕らの会社のドライバーは、長距離輸送はあまり得意ではありませんが、人で呼吸を合わせて手積み手降ろしで行う作業は、もっとも得意とするところ。

帰り際にも、わざわざお電話をいただきました。


「本当にありがとうございました。

こんなに優秀で機転の利く方を派遣していただいて、感激しました」


ボク自身は、まだ杉田さんにお会いしていないのですが、ブログや電話の声の雰囲気から、お世辞を言うような人には感じません。

何を褒めてもらえるのが嬉しいって、従業員さんのことを褒められるのが一番嬉しいことです。

彼らのシゴトを評価していただけたご縁に感謝!!

ボクも機会を見つけて、ぜひお礼を言いに行きたいです。