いばらきドリプラの支援会では、昨年に引き続き、ソングレターアーティストの安達充 さんに来ていただいて、プレゼンテーションにおける音楽の効果について、講義をしていただいてます。

ボクもギタリストとして(はい、ここ笑うところじゃないよ!!)、音楽の持つ力は分かっているつもりでしたが、ちゃんとロジックに語られると、「ほぉぉ」とうなってしまいますね。


先生 その855


昨年のいばらきドリプラでは、5人のプレゼンターの音楽を担当された安達さん。

その支援は、当日の朝まで及び、しかも本番は別のセミナーで講師を務めるため、後ろ髪をひかれながら水戸を旅立ったという伝説を作ってくれました。

柔和で紳士的な音楽家ですが、かなり骨っぽい根性の持ち主です。


今回はパワーポイントと自前のキーボードを使って、分かりやすく音楽の効果を教えてくれました。

ちなみにこのキーボードは、大学生の頃に購入したもので、過去のドリプラでは45人のプレゼンターの音楽を作曲してきたとか!!

この日も、プレゼンター藤田君が「あきらめない理由」を語る脇で、即興で音楽をつけてくれたのですが、どんなメンタリングよりも、彼の言葉を引き出す力がありますね。


また安達さんは、音楽のことに限らず、プレゼンのストーリー構成についても分かりやすく解説してくれたのですが、これがすごく意味深い!!

心友・ぬまっちが、Facebookにアップした議事録から転載すると、こんな感じです。


感情グラフ


           山は2つ   夢
 最初はゼロ          夢 夢
        夢        夢    夢
夢------夢 夢--------夢-------夢 >基準 最後もゼロ
  夢  夢   夢    夢
    夢     夢  夢 
            夢夢


この「夢」という曲線が、ストーリーの感情の起伏を表しています。

最初はフラットな状態から、小さい山を描き、大きな谷、大きな山を超えて、最後はまたフラットな状態に戻していく。


これはプレゼンテーションに限らず、料理の世界でも表現されていました。

前菜から始まり、最初の小さな山に、あっさりとした魚料理

そして、後半の大きな山に向かうところで、インパクトの強い肉料理

最後はコーヒーとデザートでしめる、っていう感じです。


そこですかさず、プレゼンター鎌ちゃんからの質問が出ます


「何で後半の谷から山にかけてが、メインディッシュになるんですか?」


「メインになるのは、頂点に立つところではなく、頂点に向かっていく振れ幅なんです」


なるほど、鎌ちゃん中々いい質問を出してくれました。

錯覚してしまうけど、ドラマでも「盛り上がっていく」過程のほうが、見ごたえありますよね。

てっぺんに登ってしまうと、逆にあとは降りてくるだけだもんなぁ


そして、もうひとつ安達さんから教えて戴いたキーワードが、「ピーク・エンドの法則」

人間の脳は、その体験が好ましいか好ましくないかは、ピークの部分と、終わり方の部分で決めているらしいのです。

言われてみれば、そのとおりですね。

安達さんはこれを、デートの場面に例えて、分かりやすく説得力のある解説をしてくださいました(笑)


何事においても計画を立てる時に、感動曲線のイメージを軸にしていくと、伝わり方が違います。

ボクも会議やミーティング、商談の時、あるいは会社のムービーを作る時等々、いきあたりバッチリにならないようなストーリーの組み立て方を、意識したいですね。


ちなみに安達さんの夢の一つが、漫画家の安達充さんが作詞した歌詞に曲をつけて、甲子園の入場行進曲を作ること!!

「作詞・作曲 安達充 なんだけど、作詞者と作曲者が別人って、他にはないでしょ(笑)」

うーん、ぜひ実現させて、新たな伝説にしてほしいです!!