ナニメンさん、ほめ達さん、Andy姉さん、どやさん等々、関西人の温かいご縁が増えているのですが、変態塾でも、新たにご縁をいただきました。何か強い磁石で、西の方に引っ張られているような気がします。
先生 その75
てんてん
は、大阪で居酒屋てんてんを経営している暑苦しい熱い男です(しつこいですか?)。いつも前向きなパッションを出していて、彼の周りには沢山の人が集まってきて、慕っていきます。
色々な魅力が詰まっているてんてんですが、一番すごい能力は眼。自分では気づいていない自分を見ぬいてしまう眼力の持ち主です。
相手をメチャ認めるし、褒めてくれるし、悪いところ、伸ばしたほうがいいところは、ズバッと指摘してくれます。
付き合いが長い短いだとか、年上、年下、男、女といった区別は一切なし。「こうなってほしい」という思いがビシビシ伝わってきます。
ただし、アプローチの仕方は、その人を見抜いて言葉を選んでいるようです。
あるグループワークの中で、ボクが中々上手くいかない自分にイラっとした感情を出した時
「どうしてもダメだったら、いつでも役目変わるからな」
とボクに声をかけてくれました。
瞬時にボクの頭の中で、スイッチが切り替わりました。
仲間を信じようって思っていても、その前に「できる」自分を信じなかったらダメじゃん!
よし、オレは絶対に自分の役割を果たすぞ!
そこからボクは、やる気と集中力が、ガーっと上り詰めることができたのです。
てんてんにその時のお礼を言うと
「そやろ、いなばっちはオレがああ言ったら出来る人やと思ってたからな」
という言葉が返ってきたのです。
「参りました」とは、このことです。出会ってから数時間の出来事です。
でもこの言葉は、ボクにとっては、変態塾の中で一番嬉しかったメッセージです。ダメな自分を教えてくれただけでなく、「こいつは根性見せてくれる男」と認められたような気にさせてくれました。
ほめ達とは、「ほめる」と「叱る」のバイリンガル
ほめ達西村 さんが、以前おっしゃっていた言葉です。
てんてんの言葉の遣い方は、まさにバイリンガルだと思います。厳しいこと言われても、叱られても、必ず仲間への愛情が込められています。
ボクも、褒めるときはもちろん、叱るときに相手への愛情があるか?
叱る前に、少し呼吸を整えてから、相手の力を引き出す叱り上手になっていきます。