朝起きたら、旦那に「口元どうしたん?」と言われて、鏡を見ると薄っすら口周り周辺が腫れていた。

 

あぁ、これは口唇ヘルペスやとすぐわかった。日本でも数年に1回の頻度でなっていたので、初めてではないが、イギリスでは結構ひんぱんになってしまう。なんでやろう。ストレスか…ストレスやな。

 

日本ではすぐに病院に行って飲み薬もらって終了のこの口唇ヘルペス。口唇ヘルペスは、なってからすぐ薬を飲めば悪化しないし、すぐ治る病気である。しかしイギリスではそうはいかない。まずGPで当日予約なんて取れない。はやくて1週間後、遅くて2週間以上かかる。悪化しか選択肢がないなんてひどい。

 

薬局では塗り薬しか販売されておらず、飲み薬は処方箋が必要となるため、医者にかからなければならない…のだが、ここで抜け道がある。ネットで処方箋付きの飲み薬が買えるのである。買えるんかい!と突っ込みたくなる。もちろん医師の診断は無し。購入時にいくつかの質問事項に答えるだけである。

 

もちろん割高。NHSに高い年間費を支払ってるのに、その医療が利用できず、結局自腹で割高の薬を買う…なんやこれ、である。