もともと自分で物を作るのが好きなタイプなので、日本にいた時は味噌づくり体験に参加したり、パン作り教室にしばらく通ってたりした。

 

イギリスでは日本で簡単に手に入っていた食材や調味料が手に入らないことはざらで、じゃぁ自分で作ろうかなとなる。何でも作れるわけではないので、手始めに小麦粉で作れるものを片っ端から作ってみた。うどんなんて簡単なのに日本を感じられるから好きだ。もちろん乾麺の方が楽っちゃ楽なんだけど、買い置きがない時なんかは我慢せずにちゃっちゃと作るようになった。それから餃子の皮や肉まんの皮も作っちゃう。餃子は旦那の好みにヒットしなかったし、包んで焼くまでの個数が多くて大変なのでたまーにしか作らないけど、肉まんは旦那も大好きなので、週1ぐらいで作ってた時期がある。おかげでだんだん売り物の味に近づいていった。

 

豆腐が食べたくなった時は、豆乳から作った。現地スーパーなどで見かけるパック詰めされ常温保存でオッケーの豆腐をどうしても食べようとは思えず…。レモンで作る豆腐なので、ちょっと本場の豆腐とは違うけれど、レモン風味の豆腐が受け入れられればおいしい豆腐である。

 

今日はやっと風邪から回復したので、パン粉を作って鶏のカツを作った。パン粉を作ってなんて書いたけど、単にフードプロセッサーで食パンを細かくして水分を飛ばすだけ。一つだけ難点を言えば、パンが全粒粉のパンなので、小麦の白いパンより主張がちょっと強い。

 

スーパーに買いに行くのは面倒なのに、自分で作る時にじかんがかかってもまったく気にならない。今年は暖かくなったら、紫蘇とバジルを育てるつもりなので、夏はたくさん紫蘇料理が食べられると思うとよだれが止まらない。

 

無ければ自分で作れ精神。これ大事。