鍛治川直広のぶらり録、特に下北沢と気仙エリア(大船渡市,気仙沼市,住田町,陸前高田市) -31ページ目

鍛治川直広のぶらり録、特に下北沢と気仙エリア(大船渡市,気仙沼市,住田町,陸前高田市)

下北沢と気仙エリア(大船渡市,気仙沼市,住田町,陸前高田市)を中心に、エリア活性化事業を行っている経営者のブログです。


2/5付けの日経新聞にも載っていた文科省が道徳の時間の学習指導要綱の改訂に関する記事。

概要としては討論しながら課題の解決策を探る「課題解決型学習」を取り入れ、「教材を読む道徳」から「考える道徳」への転換を図るとのこと。
社会課題などへの「物事を多面的・多角的に考え、自己の生き方についての考えを深める学習を通して、道徳的な判断力、心情、実践意欲と態度を育てる」考えらしい。

それを見て何を思ったかと言うと、都市部、東北沿岸地におけるまちづくりにおける住民感情の相違や立場が異なることによって生まれる価値観の違いなどもこの学習に当てはまるのではないかと思ったこと。


都市部においては、家主とテナント、そして来街者、住民、行政がそれぞれまちに求める考えが微妙に異なる。
例えば下北沢の現状としてあるのは家主は当然月額10万円で貸すよりも50万円で貸した方が良い。けれどもテナント側は少しでも安く借りれた方が良い。現状の下北沢は店の入れ替わりが早い理由に家賃が高すぎる、という声も多く聞く。でも借りる人がいる限り、家主としては当然高い値段で貸すのが当たり前だ。しかし一方、値段が何をもってそういうのか、というのはあるけど高すぎる場合、個人では敷金、礼金などが払えず、いわゆる広告媒体としての位置づけで下北沢に出店するチェーン店舗が多くなり、まちとしてのオリジナリティが失われ、まちの魅力が減少するというのも事実。

また来街者にとっては、にぎやかでお店がどんどんできて、時には入れ替わりが多い方がいつ来ても新鮮な印象を持つことを好む場合もある。一方で住民からしてみればにぎやかになりすぎて、マナーの悪い人々が多くなれば住環境としての下北沢の魅力が失いかねない。

上記を総合すると、店舗売上が減少し、住民が減って税収入が減れば、行政としては公共福祉に回すお金が減り、結果としてさらにまちの衰退を生みかねない。
そこには色々な立場の妬みにも、嫉妬にも様々な感情が存在する。
結論としては何ごともバランス、という一言にいきつく。

そんな立場が変わるだけで、さまざまなことがある。
そういったことも視野に広がるという意味で教育に広がるのでは、とも感じた。
そして東北沿岸部に着いてはもっとそれが言えると思っている。
それはまた別の機会に