凄く入り込みやすい曲順だと思う。CDのない時代に、「これからビートルズ聴きたい」と思った人がいたら真っ先に最初にこれをおすすめしたいくらい。
(日本盤なので邦題で書きます)「抱きしめたい」「シー・ラヴズ・ユー」「フロム・ミー・トゥ・ユー」、「ツイスト・アンド・シャウト」と初期ビートルズを代表する曲を立て続けに紹介し、本国イギリスでビートルズが初めて世に出た「ラヴ・ミー・ドゥ」を紹介した後にここらで渋いバラード「ベイビー・イッツ・ユー」を挟む。「ドント・バザー・ミー」が入ってジョージも作曲するんだということを認識。
B面の始まりにも「プリーズ・プリーズ・ミー」「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」と代表曲が置いてあり、その後も小品をバランス良く挟みながら最後はボーカルとコーラスワークの凝った「プリーズ・ミスター・ポストマン」で締める。
考えられた曲順だと思う。ビートルズが日本人に紹介されるにふさわしいLPじゃないかと
余談というか、他の記事でも言っててまた言うけど、「ホールド・ミー・タイト」は決して受け流すような曲ではない。そりゃ「オール・マイ・ラヴィング」ほどのメロの綺麗さにはかなわないけど凡曲には聞こえない。こっちも熱のあるメロだと思うけどなぁ