コトノハ~「kemuri」という小さなダイニング発のコンピレーション・アルバム Vol.1~/オムニバス
¥2,500
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このCDは、神楽坂の炭火焼ダイニングkemuriから生まれました。開店以来、音楽担当として、Jazz、ボサノバ、80年代の洋楽などを選曲していたのですが、なかなかフィットしませんでした。ダイニングで日本語のBGMというイメージはなかったのですが、思い切って、日本語のカバー曲をかけたところ、「この曲、誰が歌っているの?」という問い合わせが次々に...。「是非、CDにして欲しい」という多くの声に後押しされて、実現しました。

アメリカでは、スタンダード・ナンバーと呼ばれる名曲がたくさんあります。例えば、「スターダスト」。スタンダードの魅力は、「楽曲の魅力」と「演奏者&歌手の表現力」を相乗で楽しめることです。いろいろな人が、いろいろなアレンジで歌っているので、同じ曲なのに、全く違う個性を楽しめます。日本にも素晴らしい名曲がたくさんあります。日本の楽曲の質が高くなってきていることを考えると、演奏するジャパニーズ・スタンダード(J-Standard)が、どんどん出てくる時代だと確信しています。日本の音楽の新しい楽しみ方として提案したいです。「カバー」を超えたものとして

「コトノハ」は「言の葉」。日本語の歌詞を大切にしたいという想いです。選曲は、私が好きな名曲の名演です。結果的に、kemuriのお客さまが「心にしみる」と言ってくださる曲とほとんど同じになりました。是非、それぞれのアーティストやオリジナルのアルバムも聴いて頂ければと願います。私のアメーバブログで紹介させて頂いています(http://ameblo.jp/nowheremusic/ )。

ジャケットのイラストは、世界で活躍するデザインチームnendoの佐藤オオキさんのイラストを、ご本人の了解を得て、モチーフにさせていただきました。nendoは、kemuriのネーミング、神楽坂店のインテリアなどを担当しており、このCDとも少なからぬ縁です。グラフィックはgraf media gmの山崎真央さん。私にとっては、夢の組み合わせです。

応援して頂いたたくさんの方々に心から感謝いたします。

Nowhere? Now here

企画・選曲・プロデュース さとうあきら