author の綴りを「アウサー」「アウザー」と読む人がいてびっくりしたことがある。数ヶ月前のことである。もちろん、綴りの au は 「アウ」とは読まない。そう読むとすれば、それは例えば gaucho のような例外である。
au は「オー」と読む。auto, automatic, caution などの au である。aw も同じ発音である。claw, law, paw, saw.
au や aw の読み方「オー」は、発音記号では/ɔ:/で表記される。
ただし、たまには例外もある。aurora の au は「シュワー」/ə/である。ストレスのない音節の母音は弱い short-U (口をあまり大きく開けずに「ア」)で発音される。カタカナ外来語の「オーロラ」に引きずられないように注意。
au や aw が「オー」/ɔ:/だとしたら、「アウ」はどういう綴りで書かれるのか。英語では ou と ow である。
au/aw「オー」/ɔ:/ --- caution, law
ou/ow「アウ」/aU/ --- out, now
ただし、これは基本ルールということであって、必ずこの通りになるというわけではない。例外はある。