11月初旬にミニ発表会が設定されていて、課題3曲の練習も終盤である。

グループレッスンの参加者は私を含めて五人で、公平に実力をみれば私は下から2番目。

 

同じ頃にレッスンを始めたのに、自分はどうも伸びていないです。

向いていないのかもしれないなと思うことも一度や二度じゃありません。

 

グループの中で、出来が良いなと思う人と自分を比較してみると、私のダメなところは

・譜面からリズムを読み取るのに時間がかかる(シンコペーションなど)

・初音が高い音だと外すことが多い

・高音で音量が出せない

・曲の中で休みが多くなると入るところで間違う

というようなことがあります。

 

逆に、敢えて自分だってダメなところばかりじゃないんだぞと主張するとすれば

・中低音の音色が良い

・高音も、よくハズすけど音色は悪くない

というようなところはあるような気がします。

 

グループレッスンの先生はジャズ指向が強くて、16ビートとかもやるんだけど、それは私の好みでも目指す方向でもないんです。

他の受講生の方々は、喜んでパラパラ吹いていますけれども、音色を犠牲にしてどれだけ高音が出せるかを競う気持ちは私には正直、ありません。だから、そういう曲が課題曲になると困ったなあと思います。

 

トランペットは生やさしい楽器ではなくて、鍛錬するにはいろんな楽曲をこなさなければいけないとは思うのですが。。。。。。

 

私は、指は動かない、速い曲は吹けない、高音は出ない・・・は余り気になりません。

 

一音、出しただけで感動することはある。

だから、あくまで音色を追求したいと思っています。

 

中低音で良い音色が出せたら、それを可能な範囲で高音域に持っていく。

そんな展開をしたいと思っている次第です。

 

トランペットは、音色でしょ?

ロングトーンばかりやっていても曲は吹けない。

嫌になるくらい、そのことはわかる。

 

曲を吹いていると唇がずれてくる。疲れてくる。

もっともっと力を抜き、マウスピースとの接点は軽い感じにしないと吹けないぞと思う。

 

しかし高音を出そうとするとどうしてもマウスピースを唇に強く当ててしまう。

繰り返し練習すれば、これは改善していくのだろうか。

 

マウスピースとの接点(接面)の力を抜くと、音がぼやける感じがする。

かといって、強く当てると汚い音になる。

ちょうど良い感じのところがあるはずだ。

 

 

昨日、師匠曰く。

・ウォーミングアップはすごく良くなった。

・しかしそれがエチュードに反映されていない。

・全く別の吹き方になっている。

・譜面を追いかけるので忙しくて、吹き方に意識がいかなくなているのか?

・曲が吹けなければダメである。

 

うーーむ。

確かにこの1ヶ月、ウォーミングアップのリップスラーなどばかり練習していた。

 

私「自主練ではリップスラーが上手くできるまで1時間くらいやってます「

師匠「それは馬鹿げてる。ウォーミングアップなんだから、本来は短ければ短いほど良いのだ。吹けても吹けなくても次に進むようにしなさい。今のメニューだったら15分で終わる」

私「御意」

 

馬鹿げてると。。。しかしなぁ。リップスラーの練習を1ヶ月集中したからできるようになったわけで。。。

 

でもね、音もすごく良くなったって言ってもらえましたから、その音を出しながら曲が深ければ、それでOKってことじゃないですかね。簡単なエチュード(以前やったやつ)からおさらいしていこうかな。

 

音域は広がっていて、リップスラーで上の上のド(実音上の上のB♭)までは行けるから、これが単体ではなくて、メロディの中で出せるかってところをやっていくわけだ。

 

早速今日から。

本日も時間があったのでカラオケ屋さんに出かけて2時間の自主練。

(このカラオケ屋さんは朝10時半開店で、夕方までフリータイムとか言って何時いても850円という破格の設定)

 

ti-ti-ti-ti や ki-ki-ki-ki でタンギングしながらアルペジオ。そこからリップスラーに移行。

この練習ばっかり、もう1ヶ月もやっている。我ながら辛抱強いと思うが誰も褒めてくれないから自分で言う。

続けられるのは、なんとなくだけど、この方法を信じているからです。

個人レッスンの師匠は、私がどんなに下手な演奏をしても決して見捨てない。

時間をかけなさい、この方法で進めば必ず成果は出ます。だって、高音が楽に出る時あるでしょ?それは、潜在的に正しい吹き方をもう知っているからであって、それを意識化して、さらに練習して無意識化すればいいだけの話ですよ、と。

 

だから、今現在は、意識化の最中だと思っている。

確かに、楽々高音が出せることはあるのだ。でも偶然みたいな感じであって、安定感はゼロである。

 

師匠に言われた通り、唇だけのバズィングを少しやり、リムを使ったバズィングも少しやり、マウスピースでアルペジオを少しやり、いざと言う感じでマウスピースを楽器に装着してロングトーンから始める。

 

これを何十回と繰り返してきた中で、明らかに唇の使い方に変化が現れた。

アパチュアの内壁を空気が通り過ぎる感触がわかってきたというか、感じられるようになってきたのだ。

 

そうか、アパチュアって、これなんだ。そんな発見。上下の唇で作る小さなトンネル。

そのトンネルを、腹から押し出した空気(呼気)がスーーーーっと通り過ぎていく。

呼気と内壁の摩擦を感じる。だからトンネルの内径を感じることができる。

 

そうだ、この内径を操作できれば良い、というかオクタンを上下運動させると内径が微妙に変化するではないか。

オクタンを上げると内径は窄まり、オクタンを下げると内径はちょっと拡大する。

カメラの絞りのような感じだな。

 

オクタンを上げる動きは複雑で、私の場合、耳たぶが唇の両端を引っ張るような感じがある。

それが良いのかどうかわからないが、オクタンを上げながら耳たぶを引くと、アパチュアが窄まって高い音が出やすい。

このとき、なぜか下唇はちょっとだけ押し出されてリム圧が強くなる。

 

これ、今まで読んだ教則本には全く書いていなかった現象だが、これでいいのか???

でも、こう言う感じでとても楽に、綺麗な高音が出せる感じがするのである。

 

次の個人レッスンは明後日。

師匠は「良い音が楽に出せればそれが正解」と言う主義だから、この動かし方で良いのですか?と聞いても答えてくれるかどうかわからないけれど、1ヶ月、試行錯誤してたどり着いた技術なのだから、このまま吹いて、見てもらおう。

 

ただ、課題はあって、音が小さい。

今のやり方で、(音色は良いと私は思うのだが)伸び伸びと大きな音につながるかは次の課題のような気がしている。

先生から珍しく曲の指導ではなく音の出し方の指導があった。

 

曰く、自然な呼吸を最大限生かしてください。

自然にふーーーーっと息を出す感じ。これが大事。

 

高い音を出そうとしたりすると、この自然な感じを忘れて、しかめっツラしたり、眉間に皺を作って、唇に力を入れまくって息を送り込もうとする人がいるけれどもそれは間違っています。

 

息はできる限り自然に出す。中低音は緩やかな呼気、高音では多少、強めの呼気。その程度の感覚で吹いてください。唇の形は意識してもいいけど、いずれうまく吹けるようになれば忘れます、とのこと。

 

新しい練習曲に16ビート(っていうの?)のファンクが入ってました。当然ながら16分音符が並んでいてタンギングが苦しいです。

これを完成させて10月にクラス発表会をやるって、ちょっと無理だと思うんだけど、いつもチャレンジングな先生でした。

 

グループレッスンの先生は「先生」と表記。個人レッスンの先生は「師匠」です。

 

先生はジャズ、ファンクが好きみたい。師匠は元々オーケストラにいた人なのでしっかりしたクラシックの基礎技術があると。

 

私は先生と師匠に教えをいただきながら、どこかでちょっと引き裂かれているというか、自分が何が好きかといえばトランペットで言うと、ハーブ・アルパートのマリアッチ・・・だったりする。そう、中高年ならみんな知ってるティファナ・ブラス。オールナイトニッポンのテーマソング「ビタースイート・サンバ」。そしてRISE。こんな曲が綺麗に吹きたくて練習している私の指導者がジャズファンク好きの先生とクラシック畑の師匠。

 

これはどういうことなんだろうな。ギターに例えれば、自分はパコ・デ・ルシアになりたいのに、ワー・ワー・ワトソンからグループレッスンを受け、アンドレス。セゴビアに個人レッスンを受けているって感じかな。

 

まあいいや。面白い結果になるでしょう。