高音はオクタンを上げて口蓋上部との隙間を狭めることで出せる。

(ホースの出口をキュッと締めると水圧が高くなるのと同じ理屈、と師匠に言われた)

 

問題は、オクタンをあげようと思っても思うように上がらないこと。

試行錯誤の結果、「頚椎にあるピンポン玉を頭頂に持ち上げる感じ」をイメージすることでオクタンを操れそうなことがわかった。

つまり、オクタンはオクタンに意識を集中して上げようとして上がるものではなく、その周辺のよく分からない筋肉の力で上げていくものらしい。

 

それで上のミあたりまでは操作できる。

課題はファあるいはそれ以上の音程に上げていく方法だ。

 

うまく音が出る時、出ない時。双方を注意深く観察していて、どうもポイントは下唇の形状にあるのではないかと思われてきた。

 

上唇はとりあえず動かさない。

 

上のファは、下唇でU字を作る感覚で出せる。

上のソは、そのU字を狭める感じで出せる。もちろん、オクタンは上げていく。

 

上のラは、さらにそのU字を狭めて出す。

 

視力検査の、一部が欠けている円形みたいなイメージになってくる。

もちろん、欠けている部分は上の方である。

 

ラの上、シやドになると、もう下唇を丸めて円を作るくらいになる。

素のバズィング(リム使用せず)毎日やるようになって数ヶ月。

自然に変化してきたところあり。

 

アパチュアの作り方:下唇をUの字にして上唇に軽く当て、圧をかけていく→アパチュアの径の調整。

上唇に力が入るとうまくいかないことが多い。

 

音程の調整 →  舌全体の上下操作

結果としてオクタンの操作

 

全体的に、力まず、力は抜き気味

 

小さな音しか出ないが、上のドまでは行ける。

 

この感覚でマウスピースでのバズィング →  楽器吹奏。

 

唇の感覚は、明らかに違う。

軽く震わせられるので、力まないですむ。

 

でも、まだ上のミはうまく出ない。

リムを使わないバズィング。

下唇をUの字にして、上唇を弦のように張り、振動させる。

もう1年もやっている。

全然上達してこなかったが、最近、リップスラーを集中練習していて、「結果としてのアパチュア」を小さくする技術の感覚が垣間見える瞬間があるようになった。

上下の唇を縦に合わせる。口をとんがらせない。

下唇が、気持ち前に出る。

その際、下唇の口輪筋を中央に向けて締める意識を持つ。

上唇は、ちょっと横に引っ張る感覚を持つ。

結果、両頬を上に上げるというか、耳たぶ方向に引く。

口輪筋に関しては、中央に寄せながらだ。

いやー、複雑である。

でも、出したい音程を頭の中でイメージして「この音を出すぞ!」と決意して吹けば、その音を出すアパチュアができるから人間は不思議である。

 

問題課題は、この練習をやっていると、どんどんできるようになるのだが、翌日のふきはじめにはその感覚が全く失われてしまい、1からやり直すことを繰り返す。そこにある。なぜ簡単に定着しないのか。

それでも、1週間もすれば、吹けなかったエチュードが吹けるようになっていたりするので、上達はしていると思うのだが、もどかしい。

唇のみバズィング → 高音を出す工夫・試行錯誤 → 丸い小さなアパチュア → 下唇で径調整の感覚 → 上唇を動かさずに震わす感覚

 

下唇でのアパチュア径調整 → オクタン上下操作との連動:オクタン上げ×径締め=上昇、オクタン下げ×径緩め=下降

 

吹奏:リップスラー練習からエチュードへの移行 : マウスピース「内」でいかに上記を行うか(otherwaiseマウスピースがズレてしまう)

 

→結論として、アパチュアは「小さい」そしてその径の調節はほぼ平面上で行わざるを得ないけれども、感覚的には下唇が多少、前後に動く。

 

となると、調整役は下唇か。リムと唇の密着を維持し、なおかつ径の大小の操作を行い、オクタンの上下と連動させる。

 

下唇を動かす土台は、下顎で、上記を意識して練習すると下顎が疲れてくる。これは良いことなのかもしれない。

 

 

スケールの練習で息を一定に出し続けること。音に強弱をつけない。

 

ピストンを押す指の動きはもっと速く。

 

アパチュアは低音で大きく、高音で小さくなるが、それは結果であり意識しすぎると良くない。

次はこの音を出すぞと意識すれば、あとは(アパチュアの調節を含めて)体がやってくれる。それを信じること。

 

演奏中の意識は息が八割。

 

初音が高音だと緊張するようだから、それを解消する自信をつけるために反復練習すべし。

まずはノータンギングで狙った音を出せるように。

 

リップスラーの練習は 低→高 の譜面でも逆読みして 高→低 でも吹いてみる。

 

「高音を出すのは大変だ」という思い込みを払拭してくれ。

そう思い込むと唇を緊張させる傾向がある。唇が緊張すると高音は出ない。

「簡単に出せる」「技術で出せる」「力じゃない」と唱えること。

 

演奏中の自分の音をよく聴きなさい。

小さくなりすぎていないか(自信がないとそうなる)。

 

とにかく、楽に吹けていなければ間違っている、綺麗な音が出ていなければ間違っている。

それを価値基準にして練習すること。

 

いま苦しんでいるのはリップスラーだから、そこを重点的にやるように。

慣れればなんてことありません。