Garage band 縛りプレイ作曲も4回目です。

今回は前回はるきちが作ってきたデモをブラッシュアップするというテーマで行います。

まずはメロディーをはるきちとともにあーだこーだ言いながらsmart stringsで打ち込みます。

するとこの曲のキーはCmであることが判明。

スパナのマークをタップして設定を開き、キーをCmに設定して打ち込んでいきます。



また、この系統のノリの曲はすこぶる打ち込みが難しいのでクオンタイズという機能を使用します。

普段は16分音符単位で設定しておきますが、この曲は8分音符シャッフルでOKです。

こうしておけば、打ち込んだ箇所を選択した状態で設定の右のフェーダーのマークを開いてクオンタイズをタップすればズレを修正してくれます(それでもシャッフルは難しい!)。

この手のシャッフル系のメロディーに対しては、ベースパート(今回はsmart stringsのコントラバス)を基本4分音符で打ち込んでいけばほぼ合います。

それに対する高音の和音の鳴らし方を変えて変化をつけてみました。

今回はがっつり共作であったのでまず調判定を行いました。

調判定とは、キーはなんなのか判定することを指します。

自分はギターかピアノでメロディーを拾って判断するのですが、4度音と7度音、主音と3度音がどこなのか把握できれば簡単です。

楽典などでシャープ、フラットの位置、増えてく順番など憶えるととても便利です。シャープだったらファ(Gメジャー)→ド(Dメジャー)→ソ(Aメジャー)→レ(Eメジャー)・・・。フラットならばシ(Fメジャー)→ミ(B♭メジャー)→ラ(E♭メジャー)・・・といったように増える順番と対応する主音には規則性があります。

シャープがつく場合は、譜面上ト音記号なんかのところに書いてある一番右端にシャープがつく音のすぐ上の音が主音です(ファにシャープならばファ#のすぐ上はソですね)。

それを応用して、半音同士で隣り合っている音のところに注意してどちらが主音でどちらが4度音なのかを区別して調判定しましょう。

基本メジャースケールは全音(ギターでいうとフレット2個分。半音2つ分の音の高低差)、全、半(ギターでいうフレット1個分)、全、全、全、半という音の間隔で構成されています。

2つある半音間隔の音の並びはどのように出現しているのか確かめてみてください。

そもそもメロディーにそんな箇所がない!という場合はそのメロディーに出てくる音を使って和音を作ってみましょう。

共作の際には調判定の能力はかなり重要になります。

調判定をし、その調に出てくる音でベースラインを作ってみて、メロディに対して違和感がなければOKです。

と、ここまで長ったらしく書きましたが、音楽は理論よりも気持ち良さの方が重要であることをお忘れなく。

調判定についてかなりざっくりと述べたつもりですが、それでもこってり長いし正直かなり飲み込みづらいですよね笑

しかしながら、何度も書いていますが、想像通りよりも想像以上のことが起こった方が楽しいもんです。

GarageBandならばこういっためんどくさい調判定の必要がほとんどない(共作である今回がまれなくらい)ので、気軽に楽しんでみてください。