大学3年の夏休み。私は郷里にて慢性的に欠乏してる単位の補充のために1か月の実習生活を送っていた。
私とドランキー、マイケルが各々の地元にて孤軍奮闘しているこの夏にはるきちがブルマンにみそっかす加入へのオファーをだし、秋には晴れて現在のみそっかすの5人全員が揃うことになるのだが、実はこの頃にこの曲の卵が産み落とされていたのだ。
実家の郵便ポストに投函されていた封筒の中には”みそっかす新曲”と書かれているだけの安物のCD-Rが入っており、はるきちが一生懸命練習したのであろうギターリフとメロディの原型がエレキギター弾き語りにて収録されていた。
それを聴きながら『Bメロが全然だなぁ』などとニヤニヤし、はるきちへの電話の際も、受話器のこちら側でやっぱりニヤニヤしながらダメ出ししたりしていた。一体何様のつもりなのかという話だが、バンドメンバーであるのでこのくらいはしょうがない。
あれから2年後。当時ボツにしたこの曲がバンドで演奏されるようになり(やっぱりBメロは差し替えられた)、そのまた2年後にはプロモーションビデオまで制作されるようになったのだ。人間はいつどうなるかなど本当にわからない。
この曲もそうだが、私たちは現在、当時の自分たちが如何に曲の良さを表現しきれていなかったのかを自分らの曲たちに教えられている最中である。恥ずかしながら自分らの子どもたちの方が生んだ親よりはるかに『大人』である。
いきおい、少しでも私たちも大人に近づけるように、そしてメロディーを活かすための楽曲のアレンジに凝った一曲になった。特に間奏部に於いてメンバーのこだわりが詰まっている。無国籍なアプローチに耳を澄ませていただければ幸いである。
PVではドランキーの怪演ぶりが見ものである。彼の魅力を十二分に引き出した丸山太郎監督の手腕は日本において別格である。このように自分たちが撮影されるなんてことは、ドランキーとともに丸山監督の撮影したあぶらだこのPVを観て爆笑していた頃は全く考えられなかった。前作に続いて引き受けてくださった丸山監督には感謝の言葉しかない。
また、花火がセットされ火花を散らすキーボードを何故か上半身裸のマイケルが演奏するシーンがあるのだが、「普段ごめんな」とライブで何回も叩き落されているキーボードへの懺悔の気持ちを込めて挑戦をしたそうだ。
とはいえこのシーンの撮影で一番火花をかぶったのは彼のキーボードである。もしまたライブの際に彼のキーボードが墜落した際には、彼の意気込みにつっこみを入れるとともにキーボードの上部両端に注目してみることをお勧めする。
~続く~
みそっかす 2nd mini album「異次元からの来訪者」10月3日全国発売決定!
品番DOR-001 ¥1575(税込み)
収録曲:1.オテントサマ 2.キャデラック 3.黄昏サンセット 4.監獄五重奏 5.ワルイトモダチ 6.都会のシンデレラ
【みそっかす2nd mini album】CDの初回特典決定!!!
9月中頃公開予定のPVのDVD(対象店舗未定)+1st mini album収録の「切り札はハートのエース」のJAZZカバーverCD(タワレコ限定)+ドリルおじさんステッカー(タワレコ名古屋パルコ店限定)
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