●朝の砂浜
佳代が小鉄の散歩をしてる。強風。
●ペンション
佳代が帰ってくる。
有希「(コーヒーカップを2つ持っていて)あ、おかえり。おはよう」
佳代「ただいま」
有希「散歩? 行ってくれた?」
佳代「うん」
有希「ありがと。小鉄うんこは?」
佳代「出てない」
有希「そか。ごはん用意したから手ぇ洗って食べて」
佳代「うん(小鉄のリードをはずす)」
●ベランダ
テーブルセットに朝食の用意。昨日買ったパンやサラダ、フルーツなど。
浩介がぼけっと海を見ている。有希がコーヒーを持ってくる。小鉄がついてくる。
有希「はいコーヒー」
浩介「おお、あんがと。あ、小鉄おはよ。散歩つれてってもらったか(なでまわし)よかったなぁ。腹へったか。うん?(来た佳代に)ありがとな散歩」
佳代「おはよう」
浩介「うんこした?」
佳代「してない(席に着く。ふたりが同じことを聞くのでニヤニヤ)」
浩介「そか。場所違うと出ねぇか。ナイーブなヤッちゃなおまえ。我慢すんな。俺なんかさっき出たぞ? でっけーこんくらいの。長いの。思わず写メしようかって」
有希「やめて」
浩介「そお?」
佳代「やめて」
浩介「評判わりぃな」
有希「(佳代に)グジュグジュってなるね、吹き出し」
佳代「うんうん」
その通り有希と佳代の上に吹きだしが出る。