#シナリオ 【 Joker 】 -5- | Novel & Scenario (小説と脚本)

Novel & Scenario (小説と脚本)

お越しいただきありがとうございます。
このサイトはKATARAのオリジナル小説とシナリオを掲載してます。



●馬場家・ガレージ(夕方)



車から降りた浩介がリュックとキャリーバッグを出してると有希の声が「おかえり」



浩介と佳代が見ると、



有希「(あいた玄関からサンダルで出てきて)お疲れさん」



浩介「おお、ただいま」



有希「(笑顔で佳代に)いらっしゃい」



佳代「(勉強道具の入った鞄を持っていて一礼)」



有希「なにチャンだっけ?」



佳代「あ、三浦佳代です」



有希「そうだ佳代、佳代ちゃん。よろしく」



浩介「有希おばさん」



有希「NO! おばさんは許さん。おねーさんとお呼び(笑って佳代から鞄を取り玄関へ)」



佳代「ハイ」



玄関に来ると廊下にボーダーコリーの小鉄がいる。尻尾を振って足踏みしてる。



浩介「これが小鉄(頭をちょっとなでてどんどん上がっていく)」



佳代「わぁ」



有希「仲よくしてね(上がる)」



佳代「はい(小鉄をなでる)」



N「小鉄って名前は『じゃりン子チエ』って漫画の猫から取ったらしい。模様が似てるって。でもそれ言ったらボーダーコリーはみんな一緒だし」







●現実・馬場家・茶の間



小鉄が隅で丸くなっている。おとなしい。



N「手袋と靴下はいてる。尻尾の先も白くてカワイイ。これがこの家の家族全員」



浩介と有希がまだしゃべってる。



浩介「なんかこの話いいな」



有希「ネタになりそう?」



浩介「なるなる。あとでメモっとこ」



N「はじめは緊張したけどだいぶ慣れてきた」






▼ネット小説を探すなら(クリック感謝!)

人気ブログランキング