残金振込終わり…あとは保険かorz


改めて何故フェラーリローマにしたのか…。


ちょっと書きましたが、フェラーリは価格含め全く脳内に無く(当たり前)。


初めてフェラーリの座席に座ったのは20年以上前?、仕事で東京モーターショーの取材で360モデナに座った瞬間色々なボタンが沢山あり(訳わからなかった)、座り心地も固い印象があり「あーこりゃフェラーリに乗る人生は無いなー」と(苦笑)。記憶が曖昧なのですが、同時期にアストンマーチンV8の方が運転席も良く感じられ、「乗れるのならこっちが良いなー」と思った位でして。


フェラーリと言うと自分の中ではディーノ246、512BB、F355しか無かった位で、新車ニュースで見ても興味無し。







ランボルギーニに至っては…強いて言えばカウンタック、シアン、エゴイスタ(マッハ号みたいてw)位だった様な(サーキットの狼世代ですし)。





どちらかと言うと、メルセデスベンツSLRマクラーレン、アルファロメオ8Cコンペティツィオーネ(エンジンフェラーリですが)のようなタイプがワクワクしました。





一方ポルシェ911も追っていた訳では無く、あくまで還暦というところで出てきた中の一台(ワンコ付き)ですが、やはり911はいつまでも形が911のままという…誰が見ても「911」と分かるのが素敵だと。ロータスエミーラを選ぶまでは真剣に考えていた一台でした。とはいえ天邪鬼、ポルシェホントに沢山走り過ぎて見ない日無いです。


この2年の間に色々な環境が変わり、相方ともふと考えたら、なんでこんなに待つのか…その待ち方が他社とは違う待ち方(実車すら存在しなかった)だったので余計「なんだかなー。これほど迄に待つ意味があるのだろうか?」と。10年若ければ又違うのですが、確実にこの2年の間に身体もちょっと変化が出てきてしまい…。


まあそんな事もあり、ランボルギーニウルスを見て相方も予算を増やしても構わない…と許可も出ての話は先のブログに書いた通りです。結局タイミングとしては「出会い」が無かった…(未だに)。


では折角出た「お許し」を無駄にしたく無く(苦笑)、ミッドシップタイプも色々調べてみたんですが「普段乗り」という事を考えると中々そんなクルマが無いw。


フェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレン…欲しいと思うミッドシップが皆無なんです。一応「ワンコを乗せる後部スペースがある」のが大前提ですし。クラシック、ネオクラシックは現実的では無く。911になると新車も可能だったんですが、やはり待つので最初から諦め(5月28日に発表ありましたが、ローマに決めてなくても)。


中古…それも認定中古車しか選ぶつもりも無く。ウルス以外は考えていなかったので、とにかく「探すスピード(=掲載されてもすぐ商談される)」の必要性…参りました。実はカラクリもあったのですが(苦笑)。


ウルスが見つからない(条件に合う)のであれば、ただのFRでなくフロントミッドシップ…今のアストンマーチンは自分の好みでは無く(リアがくねっとしたのが特に)、旧タイプV8を買うにはメンテナンスを含め勇気が無い(相方は最初から見向きしない(血涙))。メルセデスベンツAMG GT…悪くは無いがデザインが好みでは無くorz。レクサスLC…5L V8はラグジュアリーではあるが、スポーツカーの資質とはちょっと違う。








唯一F355以来「いやー久しぶりにアストンマーチンより美しいクーペをフェラーリが出したなー」と発表時から思っていたのがフェラーリローマ。


ローマ以降プロサングエ、12チリンドリの3台のデザインは、ピニンファリーナ(と言ってもあくまでF355まで…1994年発売だから30年経過して以来か)そして以降のフェラーリスタイリングセンターによるデザインとして非常に素晴らしいデザインになった様な…それ位までフェラーリには興味無かったんです…フェラーリが好きな方には失礼な話でごめんなさい。






久々復活したV6だけどプラグインハイブリッドの296GTBを見た時にはディーノを新解釈したモデルになるかと思っていたら「えー!」と。没個性のフロントが…昔のカマロ?みたいな。

ローマで良いところに行ったのに…と思った位残念でした。コーンズで実車見ても「もしこの中で選ぶならF8トリブート(スパイダー)かも」と。




さて、ぶっちゃけエミーラ2.0だと、AMGのM139デチューン版とはいえ、多少は攻める走りもしたくなる…だからこそポルシェエクスペリエンスセンターにも行った位なんです。しかしやはり歳考えると…。


ただローマは見た目とは違い、やはりフェラーリ。自制できると信じて…排気音聴くとアストンマーチンも同じですが、スポーツカーなんですよねーw。レクサスLCの5L V8自然吸気とは違う、何というかリアルな機械(メカニカル)を感じるというか。とにかく試乗して「これなら運転しやすい」と。


結局の結論。


①後部倒せる、犬乗せられ旅行行ける(排気音大丈夫だろうか?)、普段乗りも気負わないでいける(かな?)。

②リセール悪く無い(後述)。

③フェラーリというよりもまずデザインが素敵。

④とりあえずi3を維持させる=相方は両親を意識しないで欲しいと。

⑤ウルス同様運転がラク、左ハンドルで寄せられるから右側もある意味安心。狭い道は避けよう。

⑥剛性感が高い。これは驚き。カーボンセラミックブレーキは自分の感覚と合っていた。エミーラV6のブレーキはかなりセンシティブ。

⑦ここは好み分かれる点、街乗りでの回転数が1,200程度で大人しく乗りやすい…マニュアルモードで回すと狂気の世界への誘い…なるほど「イブニングドレスを着たF1」。

⑧フェラーリ曰く「ローマはフェラーリ初心者でスポーツカー初心者への入口」←ワタクシでございます。

⑨自分のほぼイメージ通りの車体(色ブルーローマ、内装タン系)。


難儀な点

◯物理スイッチが皆無。ステアリングに色々付いていて覚えられるか?iPad miniみたいなのも大丈夫?ナビもシンプル過ぎなので、AppleCarPlayによるアプリナビを使う予定。

◯友人、親戚、知り合いの前には乗っていけない。

◯コーンズの方曰く「天気予報見て雨確率があったら乗らないで下さいね…」…分かる気がする。

◯港区は知らないが、あまり見ない(=目立つorz)。

◯保険代(しかし車両入れても7桁行きません)、メンテナンス代(これは7年間メンテナンスもあるので少し気が楽に。延長も可能)などが高価。

◯駐車場高し(結局地下駐車場契約。ゲレンデとかランボも余裕でおける幅、高さがある割にはめちゃくちゃ高くはありませんでした)。

◯上がりのクルマとして捉える事が出来るのか…リセール考えている時点でおかしな話に。ただ気に入ればリセールなんて気にする必要無いし、新車でフェラーリ買うのがステータスとも思っていない。ただ何となく上がりは新車かな…とかは考えていた。


まあ沼に入るつもりは無いのですが、とりあえず片足を突っ込んでしまいましたので、色々な意味での「世界観」を勉強させてもらおうと思っています。営業の方がどこまで本音を晒してくれるかによって「人生崩壊しない」考えも模索してみようかな?とも思っています。


別件で週末にコーンズに行くのですが、それも模索のためで、勉強させていただきたいと。結果は書けそうであれば書きます。


あっ…因みにランボルギーニで気になる一台思い出しました。

ウラカンステラート…全天候型でこの形はロマンあります。ただ日本ではボンネットにあるフォグランプは付けられないようです。歩行者安全対策関連かと(無いとちょっと変)。ポルシェ911ダカールのランボルギーニ版ですね。