さてさてさーて、あまりの展開の速さに戸惑いながらも、正式にフェラーリローマを契約しました。



…以前来た時とまた入れ替わっていた…。そして中古では無いデモカーのローマスパイダーがありました。良い色ですねー。写真では分かりにくいのですが、パープルにオレンジのパールが入っているような感じでした。これがもし先にあったら…ウソです(苦笑)。トランクスルー(正確にはスキーパッケージとローマではいうみたいですが)出来ないとw。







まだ車庫証明などは来ていないため(来週には契約)、ディーラーに出してから諸手続き、残金の入金、改めてのオールメンテナンス、コーティングなどで約一ヵ月後に納車になるようです。


まあ諸事情のためとはいえ、戸惑いながらメンタル的には決まったという安堵感と共にやはり分不相応ではという気持ちもあるのが正直な気持ちです(苦笑)。


しかし、とにかくフェラーリという世界に触れる事は自分の人生では全く関係が無いと思っていた故、色々知らない事だらけでして…。


①まず、現状としてフェラーリの新車は「買えない」という話。てっきりローマの新車はまだ注文出来ると思っていましたが、生産は終了との事。例えば5月3日に発表された新型の「12チリンドリ」。カッケー…。



これも生産台数が決まっていて、日本に対する割り当ても決まっているため、「お得意様」から購入が決まっていき、万一余った場合にはラッキーな新規フェラーリ購入者にチャンスが「あるかも」…らしいです。つまりローマも生産台数が決まっているため終了。このように大量生産を行わないため希少価値になるのでしょうが…手作りが大半を占めるので仕方ない話なのかもしれません。因みにランボルギーニウルスSEは恐らく急げばまだ大丈夫です。


②ゆえに新規顧客は認定中古車を買うしか無い…つまり色とオプションが合致したのがあればラッキーですが、いかに希望に近いクルマに出会えるかのタイミングが重要で、「これ!」と思ったら直ぐにコンタクトを取らないと、列に並ぶ事になります。


認定中古車と言っても恐らく「委託中古」が多い…車体によっては2オーナー、3オーナーという物がありますが、普通とは違うのはそれで価格か安くなるのでは無く、「走行距離が少ない」というのが資産価値が高い…という考えになるようです。


フェラーリが好きで買う方は、ステータス(台数の購入歴)が重要になるため、その辺りを理解していないとコーンズに対して「なんて高飛車な販売!」と思ってしまう方もいるのかも…。


因みに自分は気にせず乗りますw。せっかくのクルマ、乗らないと…とはいえ中々乗るのには勇気いるのもまた事実ですが…。


③ふと考えるとフェラーリのように、エンジン含め全て自社開発のスポーツカーメーカーって少ないんですよね。そういう会社のクルマは軒並み高価なのも改めて理解出来ました。①にも関わる話ですが、ポルシェも911、ランボルギーニ新型レヴエルトなどは例外ですが、VWグループ傘下のメーカーはパーツの使い回しをブランド間で可能からこそ、高いとはいえコストを抑えられているようです。


ランボルギーニウルスでさえ、アウディのパーツなどを使いコストを下げているようですし(高いですが)、ベントレーベンティガでさえも同様です。もちろんそれ故に各社の「味付け」があるとも…。


そういえば、帰る時にプロサングエを見ました。納車前の技術スタッフによる調整を行って走り戻ってきたシチュエーションでしたが、やはり良いですね(苦笑)。しかし、もう早いものは納車が始まるんです。2022年9月に発表、日本のオーダーもその位としても2年経っていないんです。それを見て


「やはりロータスはちょっと販売計画が甘過ぎる」


と感じました。発表してもその後の販売までの開発時間があまりにも遅すぎます。まあ色々株価など含めたしがらみもあり発表はしていますし、コロナ、戦争もありましたが、他社もそれは同様…発表から販売までが早いです。ロータスエヴァイヤは多分まだまともに納車されていないのでは?2021年からもう3年経過しているんですから(苦笑)。鮮度が落ちていきます…競合ひしめく状況なんですから。


しかし、相方とも話したのですが、やはりフェラーリの世界は「特殊」で、「沼」の世界なんだろうねと。無尽蔵にお金がある方でないと、中々ついていけない世界です。


投機対象にしか考えていないユーザーもひしめいているでしょうし。でも試乗すると唯一無二の世界観があるのは間違いないです。なので、以前書いた残価設定はやめた方が…という話も、「生活破綻しないのであれば」アリなんだと思いました。自分達はその勢いに飲まれる事は無いようにしないとと(苦笑)。