よく読んでいる車サイトの一つにAUTOCAR JAPANAJ)というサイトがあります。前に書いた日記にリンクを貼りましたが、少し深掘りしてみます。



この中でAJの記者がギャバン・カーショウというロータスの開発部門にいるディレクターでありテストドライバーとしての重鎮である方の運転で、ロータスエミーラのテストカーに同乗し、ロータスのテストコースを周回する記事が非常に購入欲をそそりすぎる内容になっています。


その中でいくつか面白いと感じた事がありまして‥。


今までロータスは年間総生産車台数が2,000台にも満たなかったが、このエミーラだけで4,500台売ろうとしているという話。例えばランボルギーニは2020年初のSUV・ウルスが加わり総販売台数7,430台、アストンマーチンは2021年初のSUVDBXが加わり総販売台数4,250台(半数がDBX)‥だそうです。


つまりエミーラだけで4,500台を販売する、それもSUVではなく2人乗りのスポーツカーを‥というのがどれだけ凄いチャレンジなのかがお分かりになると思います。今までのエリーゼのようなスパルタンなライトウェイトでは顧客が限られてしまい、この目標到達は不可能に近いです。


そこで、ギャバンが答えた内容は、ロータスと感じられる内容は絶対だが、ハードルを低くしなくてはならないため今時のスポーツカーのような快適性も付加しなければならないと。また、幾つかの条件の中で共感できた内容が、


「この手のクルマを買うのが初めてで、走りを楽しむためでもつらい思いをするのはまっぴらごめん」


真のロータス愛好者はこの文章を見てどう思うかは何となく想像できますが、これは何を意味しているのかという点です。


ロータスは何回か買収されていますが、現在の親会社(中国のジーリー)は多額の出資をしています。そうなると、長期スパンで見ていると思いますが、やはり将来のオーナー候補(EVロータス)に向けて、スパルタンなロータスはもう必要では無いと思われます。そのため、新しい方向性を見せるため、エミーラが指標になっているのではないかと思います。もちろん資金も回収しなくてはならず、それには顧客の幅を広げなくてはなりません。


ボクもその内容故、エミーラを選択の1つにしています。フェラーリしかりポルシェしかり、昔はマニュアルだけだったのが、セミオートマチックやDCTが採用され始めた当時、


「軟弱になりやがって、認めん!」


的な各愛好者がいましたが、結局今はAT系が大半です。ロータスは遅かったかもしれませんが、顧客の奪い合いにエミーラで参戦しようとしているのかもしれません。


もちろんエミーラが成功するかは分かりませんが、フェラーリでさえ顧客要望の高さに敵わず、フェラーリ流のSUVが発表間近です。フェラーリは現在12,000台を欠ける位販売していますが、ランボルギーニ、アストンマーチン、ポルシェなどのSUV顧客を奪おうとしています。ロータスも今年電動SU(プロジェクトネームType132)Vで参戦です。


記事のリンクは

前編

https://www.autocar.jp/post/783366


後編

https://www.autocar.jp/post/783381


です。ご興味ある方はぜひご覧ください。