閉所恐怖症です | nyaoのブログ

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還暦間近のサラリーマンです。
長年悩んで、2023年11月についに片側顔面痙攣の手術(微小血管減圧手術)を受けました。
闘病記として皆さんのご参考になればと思います。

 

 MRI検査ってこわいですよね

 

 

ここに来られている皆様は、MRI検査を受ける機会も多いかと思います。

自分も今回術前・術後で2回受けましたが、大の苦手です。

はい、閉所恐怖症なんです。

 

最初に受けたのが、20年ほど前に

肺がんで脳への転移を調べるために

受けたのですが、

目を開けたまま装置の中に入っていって、

そのあまりの狭さに一気に冷汗が。

あー、これダメだ、俺って閉所恐怖症

だったんだ・・・って気づきました。

 

それ以来、10回以上受けていますが、

検査の数日前から憂鬱になるくらいです。

幸い途中ギブアップしたことはない

のですが、何度パニックを起こしそうになったか。

 

ただ今回の手術に関しては、依然苦手ではありますが、結構改善策として有効だな

と思ったことがありますので、

書いてみます。

 






まず一番は、閉所恐怖症であることを

宣言することです。

検査技師の皆さんも、スムーズに検査を進めたいでしょうから、いろいろ手は打って

くれます。

今回の病院では、MRI検査の問診表に

「閉所恐怖症ですか」という質問が

あったのでもちろん「はい」と記入しました。

 

そこで検査技師さんと相談して2点、

対策しました。

①検査台の固定を緩くする

検査台上に仰向けになり、

気を付けの状態で、固定されますよね。

この固定を緩めにしてもらいました。

両腕が少し動かせる程度です。

「閉塞感」に「束縛感」がプラス

されるので、この狭い空間から

逃げ出せないという恐怖が増幅されると

思うんですよね。

それがぐっと軽減されました。

 

②目隠しをする

これは実践されている方も多い

のではないでしょうか。

実際に、同じく閉所恐怖症の友人に

勧められて、今回初めてアイマスクを

持参したのですが、出所不明のアイマスクは使用不可と言われてしまいました。

代わりに病院が用意してくれたタオルを

目を隠すようにかけてもらいました。

目をつむっていれば同じなんですが、

やっぱり安心感という点では

何かで視線を遮ってもらうことは有効

です。

 

それと以下は、自分のオリジナルです。

以前から実施していて、効果がありそうな2点。

③コーヒーを飲まない。

コーヒーが好きで、1日2杯は飲む

のですが、コーヒーって覚醒作用と

いうか感覚を研ぎ澄ませる効果がある

と思っていて(まったくの個人の感想です)恐怖心が増幅されるような気がする

んです。

なので、検査の日は検査終了まで

飲まないようにしています。

 

④素足を出す

これ何かというと、検査は検査着一枚

なので、靴下も脱ぎますよね。

検査室は結構、空調効いているので、

その空調の風を足首辺りで感じた時に

外と繋がっているというか、

密閉感が薄らぐ気がします。

 

自分は①が一番効果ありました。

③④は、まぁおまじない程度です。

あの音が苦手ということで、耳栓をされる方も多いらしいですが、

自分は逆に無音のほうが怖い気がします。

 

究極の対策は、オープン型のMRI検査機で

受けることでしょう。

閉所恐怖症の方は、人口の4割程度だそうです。

自分の周りにも何人もいます。

 

早くオープン型MRI検査機が普及することを願ってやみません。