オレゴン世界陸上2022の感想【第5日】~今日はハンバーガーの日 | 過労士★ランニングクラブ熊本

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本日は会社はお休み。



先週から始まったオレゴン世界陸上も前半戦の最後に当たる第5日目となりました。


競技数自体がこの日は少なく、日本人選手が出場した種目も男子200m準決勝のみであり、


飯塚翔太選手と上山紘輝選手はともに力及ばず準決勝敗退とはなりましたが、




昨年の東京五輪では男子100mと200mに出場した日本人選手6名が全員予選で敗退しましたので、


それに比べれば今回の世界陸上は100mと200mに出場した4名全員が予選を通過しましたので、だいぶ日本短距離界も復調してきたと判断できるでしょう。



リレーで勝負するためには、まず個人で戦えないとどうにもならないものです。


2017年のロンドンも、2019年のドーハも日本勢は男子100mで3名全員が準決勝に進み、その上でのリレーでの銅メダルでした。




その意味では今回のリレーは期待できそうで、経験豊富な小池祐貴選手の欠場は痛いと言われるものの、


実は前回のドーハで小池選手はリレーの予選での走りが悪く、決勝ではメンバーから外されたり、


2019年に日本で行われた世界リレーではバトンミスに絡んだりとリレーとの相性が意外とよろしくなく、




一方で世界陸上初代表である100m準決勝進出の坂井隆一郎選手や日本選手権100m3位の栁田大輝選手は、


実は昨年の世界リレーの代表メンバーで、坂井1走・栁田4走で銅メダルを獲得しています。




まあ、その昨年の世界リレーはコロナ禍で米国🇺🇸やジャマイカ🇯🇲、英国🇬🇧などの強豪が不在で、


さらに決勝では半分の4チームが失格や途中棄権で日本は実質7位だったのですが、


その時のリベンジとばかりに、今回は正真正銘のメダルを獲りにいこうと燃えているのではないかと期待されます。



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オレゴン世界陸上も前半戦が終了し、約半分の種目が終わりましたが、


ここまで行われた中では3日目に行われた男子砲丸投が個人的には最も面白い戦いでありました。




逆転に次ぐ逆転で、最後は最終6投目に世界記録保持者であるアメリカのライアン・クルーザー選手が大会新記録で優勝を決めた試合展開もさることながら、


やはりこの世界陸上の投てき種目は小山裕三さんの解説が最高で、


解説というよりももう一人実況者がいるような感じで試合を盛り上げてくれて、全然知らない選手ばかりなのに、どんどん見入ってしまうものです。



そして声の質やトーンが高田延彦さんそっくりで、たぶん初めて解説を聞く人はなぜ高田さんが?と間違うほどだと思います。




明日からは期待の北口榛花選手が登場する女子やり投が始まりますが、


小山さんの解説も共に合わせて楽しむと、より観ているほうの興奮も増していくことかと思います。