箱根駅伝2022の感想【優勝・青山学院大編】~今日は石の日 | 過労士★ランニングクラブ熊本

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本日まで会社は正月休み。



第98回目を迎えた今年の箱根駅伝は、青山学院大が2位以下に史上最長となる10分51秒もの大差をつけての圧勝で幕を閉じました。


それを記念する意味で今朝は青山ランを行いましたが、




それはさておき、2020年の全日本大学駅伝以来、青学大は1区で上々の滑り出しを見せるも、


2区がブレーキを起こして後退し、そのまま流れに乗れないパターンが4大会続いていました。


しかし今回の箱根では大黒柱・近藤幸太郎選手を投入する不退転の起用が奏功し、2区を終わって2位と最高のスタート。




そして当日変更されると思われていた、三大駅伝初出場となる3区の1年生・太田蒼生選手が東京国際大のエース・丹所健選手に追いつかれながらも付いていき、


最後は逆に丹所選手を突き放して首位に躍り出るあっと驚く快走。




他の大学にとってもこの快走は想定外だったはずで、その精神的ダメージは大きく、事実上、この3区で勝負は決したような形となりました。


なお、この太田選手は2024年パリ五輪をマラソンで出場することを目指しており、その試金石として来月の別大で初マラソンに挑むとのことです。




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復路は青学大の独走となったわけですが、そのメンバーが往路と間違うほどの豪華なものだったことも話題を呼びました。




実際、7区・岸本大紀選手、8区・佐藤一世選手、9区・中村唯翔選手といずれも往路の経験者で、


そして3人とも昨年は凡走したり欠場したりとそのリベンジに燃えており、


しかし往路に使うとその気持ちが空回りする恐れもあったので、うまくガス抜きする感じで復路に回したのも効果的だったと思います。



復路に往路クラスのメンバーを揃える様子は、まるでクリーンナップが2つあると言われた2004年の巨人打線のようです。




巨人がFAや逆指名を駆使してそういう打線を形成できたのに対し、


青学大はオール生え抜き選手で豪華メンバーを作り上げたわけですから、


巨人も「わっしょいベースボール」なんかやってないで、「青学メソッド」を取り入れるか、


あるいは原監督同士をトレードするかしたらどうかと思ってしまいます。



今回、青学が圧倒的な強さを見せ、さらにメンバーが8人も残ることから、もう来年の箱根も青学で決まりというムードでありますが、


しかしながら青学も巨人と同様、勝つ時はものすごく強い勝ち方で、ちょっとでももつれると弱い側面があることは確かです。



今回も1~3区のどこかで小さなブレーキが起こったとしたら、結果はまるで違ったものになっていたはずで、


他校から見ればそこに付け入るスキが生まれることだと思います。