本日は早朝4時に出勤して、夕方6時に終業で残業は5時間。
ニューイヤー駅伝の出場が14回を数えるなど、長距離種目を中心に活動を続けてきた八千代工業陸上部が今年度末を持って休部となることが発表されました。
ニューイヤー駅伝の予選会となる東日本実業団駅伝では、12位までのチームに本戦への出場権が与えられますが、
2019年、2020年と八千代工業は2年連続で13位と次点に泣き、
そして今年の大会は順位を落として16位となって3年連続で敗退となったことで、会社のほうも苦渋の決断をされたのではないかと思われます。
実業団の陸上界を取り巻く状況は厳しいという声もありますが、
八千代工業陸上部は1991年の創部以来、30年間で14回ニューイヤー駅伝に出場し、最高順位は16位という成績でありますが、
そのくらいの成績のチームでも30年間も存続できたとも受け取れるわけで、
私は他のスポーツに比べれば陸上競技、特に長距離種目は恵まれているほうではないかとと思います。
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青山学院大の原晋監督は自身のツイッターで、
「実業団駅伝が箱根駅伝のように視聴率30%を超えるコンテンツならばこんな事態にはならないであろう」
とつぶやいていましたが、箱根駅伝が異常なだけであって、毎年10%を確実に超えてくるニューイヤー駅伝の視聴率は全然低くないと思います。
他の実業団スポーツの全国大会でそれだけの視聴率を叩き出すものはありませんし、
そもそも日本最強のスポーツコンテンツであるプロ野球の最高峰、
日本シリーズだって昨年は巨人とソフトバンクという最高の組み合わせにもかかわらず二ケタいかなかったくらいです。
ニューイヤー駅伝と同じ日に行われたサッカーの天皇杯決勝の視聴率などは5%にも届きませんでした。
ある意味で特別なイベントである箱根駅伝と比べるから低く見えるだけであって、
プロ野球やプロサッカーの日本最高峰の試合を上回る視聴率を実業団駅伝は叩き出していることをしっかりと認識すれば、
そこまで悲観的になる必要はないのではないかと思います。
ニューイヤー駅伝の視聴率を上げることよりもむしろ、各地区で分散して行われている予選会を女子のように全国統一予選会にして、
視聴率10%前後のコンテンツをもう一つ作るほうが現実的でありますし、
ニューイヤー駅伝に出場できないチームもそこで全国に名前をアピールできますので、
結果的に休部・廃部になるチームの増加を食い止めることができるのではないかと思うのであります。
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