東日本および九州実業団駅伝2021の感想~今日はかき揚げの日 | 過労士★ランニングクラブ熊本

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1日の平均残業時間が5時間を超える「一級過労士」によるランニング記録。
駅伝・マラソンを始めとした陸上競技に関する話題の他、
読売巨人軍や大相撲など各種スポーツに関する話題も更新していきます。

本日は早朝4時に出勤して、夕方6時に終業で残業は5時間。



来年元日のニューイヤー駅伝の各地区予選が今週から始まり、昨日は強豪揃いで注目される東日本と九州地区で予選が行われました。


今年も熊谷スポーツ公園内の周回コースで実施された東日本実業団駅伝は、




今年のニューイヤー駅伝王者・富士通Hondaとの競り合いを制して2年連続4度目の東日本制覇。




3区・塩尻、4区・坂東、5区・松枝と五輪代表経験者がズラリと並ぶメンバーは豪華で、


さらに今回はマラソン五輪代表・中村匠吾選手とマラソン日本記録保持者・鈴木健吾選手を温存しており、


距離が延びる本番ではこの2人も当然起用されるでしょうから、さらに期待が膨らみます。



一方、2位のHondaも1区・伊藤、4区・青木の東京五輪代表コンビが区間賞と好調で、


さらにエース区間の3区では入社3年目の小山直城選手も区間賞と、


層の厚さでは富士通に劣るとはいえ、主力選手の能力は富士通にひけを取らず、


九州予選のテレビ解説を務めていた宗茂さんも、富士通とHondaがニューイヤーでは2強を形成する的なことを語っていました。



両リームの数少ない弱点は外国人で、今回も富士通・ベナードが区間9位、Honda・ソゲットが区間15位と伸びず、


この両者は前回のニューイヤーでも区間上位には来ていませんでしたので、その点が不安材料と言えるでしょう。




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九州実業団駅伝では前々回のニューイヤー駅伝まで4連覇を果たした旭化成が2位以下に3分半の差をつけて圧勝し、


今年のニューイヤー3位からの巻き返しに向けて好発進と見える結果でした。




ただ、5区から6区のタスキ渡しの時に6区の鎧坂哲哉選手の準備が遅れて姿が見えず、


5区を走ってきた小野知大選手がタスキ渡しのゾーンを駆け抜けそうになり、


沿道からの「ストップ!」という絶叫に気付いて2メートルほど手前で何とかストップ。




あわや失格という大惨事になるところで、ベテランの鎧坂選手らしからぬボーンヘッドだなと感じた次第です。



小野選手や相澤晃選手など若い世代も出ているとはいえ、


相変わらず鎧坂・大六野・茂木・市田兄弟といった4連覇初期のメンバーが主軸であることに変わりなく、


そうした停滞感が思わぬミスを生んだと考えられなくもありません。



また、トヨタ自動車九州今井正人選手が3年ぶりに今大会に出場したことが話題となりました。




37歳を迎えたというのにエース区間の5区を任され、すでに山の神は2代目は引退、3代目も半分はタレント活動みたいなことをしているというのに、


初代はいまだ現役バリバリで陸上に向かう姿勢にあらためて敬意を表するものであります。