箱根駅伝2019の感想【東海大編】~今日は囲碁の日 | 過労士★ランニングクラブ熊本

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本日は会社の仕事始め。

早朝5時に出勤して、夜9時に終業で残業は7時間。

今夜の練習はお休み。


今日からしばらくは箱根駅伝のチーム別の感想でもぼちぼち綴っていこうと思います。

まずは見事に創部59年目にして総合初優勝を飾りました東海大から。



8区で首位逆転し、区間記録を22年ぶりに更新した小松陽平選手が文句なしのMVPであることは衆目の一致するところでありますが、

個人的には山登りの5区を任された西田壮志選手の貢献度もかなり高いのではないかと思っています。



東海大は3年連続で5区を区間5位前後と安定して走っていた宮上翔太選手が平成28年に卒業して以降、

前々回、前回と5区で区間トップから3分以上離される区間2ケタに沈んでいて、この区間が鬼門となっていました。


しかし今年は西田選手が区間トップと24秒差の区間2位と好走。

西田選手は昨年5区を走った選手よりも3分41秒速く走っており、今大会の東海大と2位青山学院大との総合タイム差も3分41秒

西田選手の快走がそのまま東海と青学の差に表れる形となりました。



宮上選手も西田選手も同じ熊本・九州学院高卒。

東海大の山登りは九学勢に救われている感じです。


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東海大は關颯人選手や鬼塚翔太選手といった1年生の時から駅伝メンバー入りした選手がここまで目立っていましたが、

今回の箱根ではMVPを獲得した小松選手にしろ、アンカーを任された郡司陽大選手、そして花の2区を走った湯澤舜選手など、


昨年まで三大駅伝の出場がなかった選手たちが、3年生、4年生になって初めてメンバー入りして活躍しています。


思えば青学大も久保田和真選手や一色恭志選手など、1年次から箱根の往路を任されるような元々から素質ある選手の活躍が初めは中心でしたが、

最近では林奎介選手のような叩き上げが主力を占めています。

東海大もスカウト中心型から育成を中心としたスタイルへうまく移行している感じで、

おそらく来季以降も次から次へと新たな叩き上げの選手が出てくることでしょう。


箱根駅伝を考えると、5区の西田選手が2年生、6区の中島怜利選手が3年生ということで山を走る選手が来年も残るため、連覇の可能性はかなり高いような感じもいたします。



特殊区間である山は経験がモノを言ってくるため、2人とも来年はさらにタイムを伸ばし、

特に西田選手は4年生になる頃には4代目・山の神と崇められるような大記録を打ち立てる可能性もあるのではないでしょうか。