ランニング人口よりも陸上競技人口の増加を~今日はいいいろ塗装の日 | 過労士★ランニングクラブ熊本

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1日の平均残業時間が5時間を超える「一級過労士」によるランニング記録。
駅伝・マラソンを始めとした陸上競技に関する話題の他、
読売巨人軍や大相撲など各種スポーツに関する話題も更新していきます。

本日は早朝5時に出勤して、夜7時半に終業で残業は5時間半。

今夜は雨☔も降っていることですし、練習はお休み。


先日、日本陸連から全国のロードレースを統括・支援する新プロジェクト「JAAF RunLink」なるものが発表され、


市民マラソン大会運営の支援、市民ランナーのデータベース構築などが今後は陸連主導で取り組まれていく流れになりそうであります。

それと同時に現在900万人と言われているランニング人口を、2040年までに2000万人に拡大することを目指すとも発表されました。


まあしかし、今よりもランニング人口が倍増するということは、ますます東京マラソンに当選することが困難になり、

抽選倍率が約2倍の熊本城マラソンだって4倍くらいになり、

抽選なしで出られる田舎のローカル大会も定員を超えるケースが頻発し、

出たいレースにもなかなか出られない時代が来るのではないか、自分の老後に大きな不安を抱いてしまうのであります。



むしろ、ランニング人口だけを増やすことよりも、フィールド種目も含めた陸上競技全体の競技人口を増やすことを考えたほうがよろしい気がいたします。

もともと日本はマラソン、駅伝は大好きなお国柄ですので、

そんなに陸連が出しゃばらなくても国内のランニング人口は今の水準を保っていけるでしょう。


陸上の競技人口も別に減少しているというわけではなくて、

例えば高体連の競技別の加盟生徒数を見ても、男子はサッカー、バスケに次いで3番目

女子もバスケ、バレー、バドミントンに次いで4番目とそれなりの競技人口を誇っています。


しかし、新国立競技場の陸上トラックが収益性の問題から東京五輪後に撤去され、


球技専用場になるという話に私は危機感を覚えるのであります。

陸上の大会を開いても客は来ない、儲からないからウチも同じようにしちゃおうという流れが全国に広がるのではないか、

それがやがては陸上競技人口の減少につながるのではないか、大変心配しているのであります。


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「オトナのタイムトライアル」のような長距離トラックレースのみの大会ではなくて、


フィールド競技も含めた、市民が気軽に参加できる総合陸上競技の大会が全国各地にできればいいなと個人的には思っています。


幅跳びや高跳び、やり投げなども一度は挑戦してみたいですし、

その自分の記録を知ることで、一流選手の凄さが実感できて、より陸上競技への興味が深まることでしょう。

長距離走だけが陸上競技ではありませんので、日本陸連にはもっと陸上界全体を視野に入れた発展の仕組みを構築して頂きたいものです。