プリンセス駅伝、肥後銀行が8位に大躍進~今日は霜降の日 | 過労士★ランニングクラブ熊本

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1日の平均残業時間が5時間を超える「一級過労士」によるランニング記録。
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本日は早朝5時に出勤して、夕方6時半に終業で残業は4時間半。


昨日開催された、全日本実業団女子駅伝の統一予選会であるプリンセス駅伝において、

われらが熊本県の肥後銀行チームが8位に入り、見事に上位14チームに与えられる全国大会への出場権を獲得しました。



2年前に従来の地域別予選会から全国統一の予選会方式へと変わったわけでありますが、

関東や関西の大企業の強豪たちと同じ土俵で全国への切符を競わなければならず、実際に、

2015年は優勝と約9分差の20位
2016年も優勝と約9分差の24位と、

地場企業である肥後銀行チームにとりましてはかなり厳しい状況となっていました。


しかし今年の4月から、大阪学院大の監督であり、かつて熊本千原台高校を全国高校駅伝で3度の準優勝に導いた志水貢一氏が新しい監督に就任し、本格的な強化に乗り出すことが明らかに。


ただ、その効果が現れてくるのは2年後、3年後と思っていただけに、就任早々のこの快挙にただただ驚くばかりであります。


昨日の私はロアッソ観戦に行ったために、録画でそのレースぶりを観させて頂きましたが、

まずは1区を任された新井沙紀枝選手、この選手は今年、志水監督とともに大阪学院大から加入したルーキーでありますが、

15位ながら先頭と12秒差と好位置で2区へ。

ただ、昨年も1区は池田絵里香選手が12位とまずまずの走りを見せたものの、2区以降がすべて区間20位以下と崩れてしまいました。


しかし、今回の2区は1月の都道府県駅伝6区区間賞に輝いた福田妃加里選手が務め、9人抜きの快走で一気に6位に急浮上。

福田選手は昨年の大会は5区10kmで区間24位でしたが、都道府県の時といい、今回のような3~4kmの距離で力を発揮するようであります。


この1区、2区で完全に流れに乗って、3区以降はみんな区間10位前後にまとめて、昨年とは見違えるような8位大躍進という結果に相成りました。



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昨年の本大会上位8チームが参加しない予選会とはいえ、

今回のプリンセス駅伝の上位は豊田、パナ、ダイハツ、積水、デンソーと本大会でも優勝を狙える強豪ばかりであり、

何と言っても昨年は肥後銀行と同じ予選会8位だった日本郵政グループが本大会で優勝に輝いたように、シード組と予選会組の間にはさほど実力差がありません。



昨日はその大健闘ぶりを伝える「肥後銀行」の名前が、

レース中にアナウンサーによって何度も呼ばれていたのは熊本県民としては実に嬉しいものでありましたおねがい

全国ネットの駅伝中継で熊本の地場企業がこうして注目を集めたのは、あの松野明美氏が大活躍していた頃の「ニコニコドー」以来ではないかと思われます。


そのニコニコドーでも成しえなかった全国制覇を目指して、これからの肥後銀行女子駅伝部の活躍を大いに期待していこうと思います。


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