3連休中の陸上ニュースあれこれ~今日は体育の日 | 過労士★ランニングクラブ熊本

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1日の平均残業時間が5時間を超える「一級過労士」によるランニング記録。
駅伝・マラソンを始めとした陸上競技に関する話題の他、
読売巨人軍や大相撲など各種スポーツに関する話題も更新していきます。

本日まで会社は2連休ですが、私は午前中のみ休日出勤。


世間一般では土日月の3連休でありますが、この期間中は陸上関係のニュースでもいろいろと気になることが。


本日行われた出雲駅伝の感想は明日以降に述べるとして、今日はその他の話題を。


まずは愛媛国体

山縣亮太選手の故障欠場によってやや関心の薄くなった成年男子100mですが、大本命の多田修平選手が地力の違いを見せて快勝。

今回は故障がちだったこともありスタート反応も悪く、タイムは10秒22と平凡な結果に。


今季は春先から休む間もなくレースに出続けたわけですが、

関西地区という少し不利な環境にある分、実戦でどんどん実力を磨きあげていくスタイルは、川内優輝選手に通ずるところがありますので、

この形を来季以降も継続していって欲しいものです。


私が個人的に注目していた少年男子A5000mでは、九州学院高2年の井川龍人選手が14分00秒983位に健闘。


インターハイに続いて佐久長聖高3年の中谷雄飛選手に次ぐ日本人2位でしたが、

そのインターハイで完敗した留学生の一人には先着しています。

3年生となる来年は日本高校長距離界のエースとして、強力なアフリカ人留学生たちに真っ向勝負を挑んでいって欲しいものです。


もうひとつ私が注目していた、オランダのアイントホーフェンマラソンに出場した今井正人選手は2時間17分00秒と振るわず9位。

一方、ワールドマラソンメジャーズのひとつでもあり、世界記録保持者デニス・キメット選手の参戦で注目を集めたシカゴマラソン

かつては高速レースとして名を馳せましたが、一昨年からペースメーカーがつかなくなったことを私も存じ上げていませんでした。


レースは5キロ毎が15分台後半で進むというスローペースで進み、おかげで日本勢も30キロまではなんとか先頭集団の中に。

しかし、30キロを過ぎるとアメリカのゲーレン・ラップ選手が激しくペースをアップさせて、そのまま優勝。


非アフリカ系の選手が6大メジャーマラソンを制したのは、私の知る限りでは2001年ボストンの韓国・李鳳柱選手以来ではないかと思います。


日本勢は松村康平選手が途中転倒しながらも巻き返す粘りの走りで2時間11分46秒6位入賞。



これで今年は、

ボストンで大迫傑選手が3位。
ベルリンで設楽悠太選手が6位。
シカゴで松村康平選手6位と、

6大メジャーマラソンで日本人選手が3人も入賞する健闘ぶり。

昨年までに比べれば大きな進化で、瀬古利彦氏が強化の責任者について日本マラソン界の潮目が変わったのは明らかで、

この「セコノミクス」効果が来年、再来年と広がりを見せることを期待したいと思います。


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昨日の地区対抗運動会の1500mで激走した反動か、まだ右足首に違和感が残る状態。


今日も夕方から軽めの12kmジョグで済ませて様子見。

痛みまでは感じないので、明日からは普通の練習に戻していこうと思います。


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