いつも強張って
しゃちこばっていた宏の体、
緊張していることすら
気づいていなかった体が、
緩むように少しづつ
ほどけていった。
他の子達と同じように
笑って泣いて思い切り遊んで、
疲れたら家に帰り、
お腹いっぱいご飯を食べて、
ゆったりお風呂に入って、
ぐっすり眠った。
昔を思い出して淋しい時は、
和子さんにくっついて眠った。
子守唄を唄う
和子さんの体の暖かな温もり。
どうにもならない胸のつかえは、
優しい温もりに溶けていった。
♡ Have a nice day ♡
♡ 素敵な一日でありますように ♡