こんにちは。
復学支援が始まって、
弟の成長が目まぐるしくて、
比べてはいけない、
焦ってはいけない、
っと思いながらも、
兄の成長はゆっくりでした。
でも、私が1人で不登校児を相手にしていて、
悪い方向にしかいかなかったので、
今思えば、兄の変化もすごかったんだと思います。
起立性調節障害と診断され、
睡眠障害が出ているのに、
携帯はずっと持たせていました。
児童精神科の先生と、
スクールカウンセラーの先生から、
「不安な気持ちが大きい時は、
携帯でゲームや動画で気持ちをそらす事も治療の一環としてアドバイスする事もあるから、
お母さん、お子さんの携帯は取り上げないで下さい。」
っと言われました。
その時は長男に悲しい思いをしてほしくなくて、
と言い訳を並べて携帯は自由にさせていました。
先生のアドバイスを自分の良いように変換させいたのかもしれません。
復学支援を始めて、
指導の中で携帯は親が管理するとの事。
家族会議で、あるルールを伝えたその日から、
長男はそのルールを守りました。
ただルールを伝えただけでは聞かなかったと思います。
前後の親の対応の変化で、
長男はルールを守ったのだと思います。
復学支援の事は子供達は知りません。
親が学び、
対応を変えるだけです。
その時の私は、
携帯がない時間はどうしているのだろう…
大丈夫かな…
っと今思えば信じられない心配をしていました。
私はすぐに変われませんでした。
毎日の電話で教えてもらった事を、
ただただこなす事で必死でした。
今までの子育てと真逆だったから、
戸惑う事ばかりでした。
電話では、
「はい。」
っと言いながら、
心の中では、
『えー、できるかなーえーえーえー(涙)』
っと思っていました。
(ごめんなさい)
でも、今では分かる!
その時の自分に喝です!
目先の心配や不安の事じゃなく、
数ヶ月、数年、彼の人生を考えたら、
そのいっときの甘えは必要なのか!
目の前の石は拾ってはいけない!
失敗を経験しないで成長できるのか?!
不安や心配は、
成長のタネでしかない。
悩んで考えて、
それでも失敗して、
その経験から心の成長がある。
不登校が必要な経験だったのではないかと、
最近思えるようになってきました。