明けましておめでとうございます。

例年と同じように年末を送り、例年と同じように新しい年を迎えました。
天候についても雲一つない日本晴れに恵まれ初詣にも行って来ました。

ここで、例年は「おめでとう」という言葉を避けていましたが、今回からそのようには思わなくなりました。ならば、一生、「おめでとうございます」と言えなくなってしまうかも知れません。それと、被害を受けながら無事に新年を迎えられたからこそ「おめでとう」だと思うのです。

私などは人間が未熟なので酷い被害に苦しまされていると、人を恨み、社会を恨んでしまう気持ちが発生してしまいますが、なるべく被害がない時と同じ気持ちを取り戻せたらと思っています。それは殆ど不可能である事を知っていますが、心身共にこれ以上劣化しないよう、そう心がけたいと思っています。

それは決して、被害を受け入れる事ではありません。決して、自力で元に戻る事は出来ません。まともに歩けなくても、まともに飲食が出来なくても、まともに呼吸が出来なくても、一人で生きて行かなくてはなりません。誰も助けてはくれません。テクノロジー犯罪の被害者は皆さん同じだと思います。

皆様のご健康を願うと共に、テクノロジー犯罪の被害を無くすための活動にもご協力させて頂きたい所存でございます。

本年も宜しくお願い致します。