記憶の消去という被害が連続で行われた場合、それの代替となる合成記憶を脳に送信すれば、記憶されていない、若しくは、思い出す事が出来なくなっている記憶に対して、あたかも自分の記憶のように扱えるかも知れない。しかし、脳に送られてくる合成記憶が間違っていたら、そのような認識を持ってしまうだろう。

その合成記憶は脳内に送信されてくる声やイメージ映像が代替記憶として機能するように行われている。