テクノロジー犯罪といわれている人間の遠隔操作に使われている装置は、被害者の見聞きしたものをリアルタイムで盗み取ることが出来る。そのために被害者は常に監視されていて、言動に対してその都度介入されたり、誘導をされたり、攻撃をされてしまう。そして、その盗み取った情報を元に嫌がらせをされるのだが、その情報の中には本人しか知らないパスワードや金庫の番号なども含まれている。目で見たものを盗み取られてしまうのだから文字に書いても盗み取られてしまう。また、頭の中で文字や数字を想像しただけでも盗み取られてしまう。これでは隠し事など一切出来なくなってしまう。

テクノロジー犯罪の存在が社会的に認知されていないのだから、そう言った情報盗み取り装置の存在も認められていない訳であり、人体実験のような著しい人権侵害ではない方面で悪用されていても、その可能性については誰も考えることはないのだろう。