人間をリモートコントロールで自分の思い通りに操りたい、こんなのが加害者の切実な思いかも知れない。また、社会に恨みを持っている輩の社会に対する復讐とも受け取れる。なぜなら、苦痛と屈辱を受けさせること一点に絞った犯罪だからだ。しかも、24時間、365日、何年でも途切れることなく執拗に続けられるからだ。

そんな人間の遠隔操作には、身体の自由を奪い取る攻撃、病気に見せかける攻撃などがあるが、脳の操作では精神への介入と思考の誘導、記憶の消去や改竄というもっとも恐ろしい事が可能となっている。

それは、どんなに酷い暴虐をくり返されていても、記憶を消してしまえば被害者は酷いことをされたことすら思い出せなくされてしまうし、そう言った恨みなどを抱いている隙もなく連続で攻撃をされ続ける。
また、絶対に許せない犯罪であるという強い意志を抱いたとしても、思考の操作により、その考えを無くしてしまうことも出来る。また、拷問のような暴虐の恐怖から、それらに対する強い抵抗感を持てなくされる事が多い。

思考の操作では声を聞かせたり、イメージ映像の挿入を行ったりして被害者の意思決定を変えてしまう事が可能だと言われているが、実はそれとは違う方法、言語や映像の挿入以外の方法により、人間が次に起そうと思った、言動や意思決定を変えたり、抑制してしまう事が可能となっているだろう。

こんな恐ろしい犯罪が野放しでは人類に未来などないだろう。
また、決して少なくはない社会への訴えかけを無視している政府関係の対応も理解が出来ないし、それをあざ笑うかのように人間を玩具のように弄んでいる加害者は悪魔としか言いようがない