第1話 119をためらわなかった朝
その日は週の初めの月曜日だった。
毎日、孫の保育園送迎をしていたが
その日はパスした。
なんかしんどかったんだな。
朝、官足法のお客様の予約があり、
その方の施術を終え、
施術ベッドに横になった。
ちょっと疲れたんだな。
1時間くらい横になってスッキリしたので
起き上がろうとしたその時だった。
頭がくらくらしたのだ。
いつもは感じない左腕の痺れも感じた。
AIにこの様子を聞いたら「119へ」とアドバイス受けた。
二階に夫が居たので手すりを掴み上がりお願いした。
「救急車呼んでくれるか?」
またたくまにサイレンが鳴り、
総合医療センターに運ばれる。
そして検査を受け私は「脳梗塞」との診断を受け緊急入院。
この身体の感覚は今迄に感じたことがなかったので
自分では【何かある】と119をためらわなかった。
でもまさかその診断を受けるとは思わなかった。
そして心のどこかで
「病名がついて良かった・・・」とホッとしたのである。。。
あの日、私は「119」をためらわなかった。
あの一本の電話が、
私の命だけでなく、
これからの生き方まで変えることになるとは、
この時はまだ知らなかった。
