大阪クラス、りえです。
今回のフォーカス
素直にまっすぐに出す!
◆リラックス
頭や首、背中に詰まりがあるので、そこを中心に解していた。ブルブルと振動を与えると、筋膜リリースしているようで徐々に癒着が剥がれるような感覚。若干の痛さはあるが、マッサージされているようで気持ちがいい。次いでに五感の記憶で梅干しをやった。ほぼ毎日食べてるお陰で塩っけの味、酸味がやってきた。その味に浸っていると感動でしかなかった。美味しい…何でこんなに美味しいんだろうか…ご飯も欲しくなったので炊き立てモチモチの食感を楽しみながら、梅干しと一緒に食べた。なんという最強の組み合わせなんだ!!涙が出そうなくらいに感動を味わっていたが、その感動がもっと深いと感じるのに、その深い部分を感じきれていない感覚があった。
先生にそのことを伝えると、「その原因分かる?」と言われ、浮かんできたワードが「共有」。もしかして私はこの感動を人に共有したかったのか。今までなら人に声を掛けることすら恐れていた時もあったが、あっけらかんとその自分の今の気持ちを相手に投げかける「子ども心」が大切であるとサゼッションを頂いた。
自分1人だけ感動を味わいたいのではなく、
皆んなと共有したい自分がいたことに、嬉しさが込み上げてきた。
◆センター
先生の誘導で、導入部分で既にはち切れそうなくらいのエネルギーになっていた。今までなら感情が溢れてきてもどこか疑いがあった。これは内から込み上げてきているものなのか?頭で表現をしようとしているのではないか?とジャッジをしてしまい、今感じていることを止めていたんだなということに気づいた。
それに対して先生は、自分が想像したものをどれだけ信じられるか?疑う必要がない、何故疑いが出来てくるのか?それは完全に目的エントリー、「できているか?できていないか?」に拘るからとのこと。
また、今までならセンターは永遠なる子ども心であり、エネルギーが漲っているから、破茶滅茶に動かなくてはならないと思っていた。例え、自分の身体が動きたくないと感じていても、エネルギーが充満しているから破茶滅茶に動かなくてはならない、という思考があったが、今回は途中で身体がそんなに動きたくないと感じたので、それについていった。
そのことに対して先生は、今迄無理をして身体を動かそうとしていたから、腰を痛めることになった。動きたくないと感じたのは、潜在意識からの示唆でこれ以上動くなよ、今治りかけなんだから。ということ。何の為に破茶滅茶に動くのかというと、思考を取っ払う為に動くということを聞いた時に、確かにそうだよなと思った。サゼッション受けると当たり前のことだと思うのに、その当たり前が盲点になっていることがどれだけあるか…笑
つまりは、
「センター」=「破茶滅茶に動く」
ではない。
頭の作業を取っ払う為に破茶滅茶に動くだけであって、頭の作業がなく、「永遠なる子ども心」にアクセスしているなら、破茶滅茶に動かないといけない訳ではないのだ。
子ども心全開になっていたら、好きなように動くし、疲れたらくずり出すし、変な動きもするし、眠たくなったら寝るし…
子ども心全開なら、何でもありなんだと…(ただし、俳優としての自分は持っていないといけないが)
今回のセンターで新たなステージに進んだ。
◆着ぐるみ
偽りの着ぐるみを破茶滅茶に動いて脱ぐEXを言われた時に、着ぐるみを足先から目の下まで着て、ミノムシのように顔半分だけ出している感覚がやってきた。外の世界を安全な世界なのかを眺め、危なければ頭まで被って身を守るし、安全ならもう少し出てみようという感じだった。まさに今の自分だ笑
EXが始まり、着ぐるみを無理矢理脱ぎしてようとしている自分が何だか嫌な感じがした。別にこの着ぐるみ嫌じゃないしって感じだろうか。守られていてあったかいし。
とりあえず脱ぎ捨てたが、足首から足先まではまだその着ぐるみを着ていたい、剥がしたくない感覚があった。これはエングラムだろう。まぁそれは今の所足を引っ張る程ではないのでいいとして、脱ぎ捨てた後に、この着ぐるみをどうしたいか?自分に問うたときに、食べたいと思った。先生から食べた時のリアクションが薄かったとサゼッションがあった。それを言われて確かにそうだと思った。浸透はしていったが、浸透する時に若干の抵抗があったなと思った。何故かと再現してみると、その着ぐるみを自分の中に置いておくことによって、いつでも着ぐるみを着て守りの姿勢に入ろうとする自分がいるから、その甘えがコントロールが出来ないから身体に入れちゃダメだと反応しているのだと思った。つま先のエングラムだな笑
食べた後は、みんなの表現を直視していた。どうも皆んなのEXを見ることに抵抗があったが、直視したいから直視していたのだが、先生からのサゼッションで、その気持ちはいいが、このEXは身体表現にまで昇華した上でのアクション。与えられたことを最後まで遂行してはけること。皆んなのEXを見たいなら、見るということも表現に昇華していくこと。感じたことがあるなら、それが観客に伝わるくらい。とのことだった。
それを言われて俳優としての自分が不在だったなと思った。
◆ザ・インタビュー
先生にレッスン前にザ・インタビューをしたいと伝えた。
理由としては、
・質問力向上
・役への理解
目の前の相手をもっと好きになる為には?
深く交流したいと思っていても、恐れからフィルターがかかり、相手役と上手く交流できなかったりする。何故恐いのか?と問うたときに、相手がどう思っているのか?感じているのかが分からないからだ。
その恐さを払拭する為にどうしたらいいのか?と考えた時に、相手に質問をして相手のことを知りたいと思った。
・インタビューする側
始め、考えてきた質問の中から「どれを選べばいいか分からない」と言った時に先生から、「あなたが役になる為に必要だと思うことを聞けばいいから、何を聞けばいいとか関係ない、必要なことを聞く。そこに恐れを抱く必要は一つもない。」と言われ、確かにそうだと思った。特にここは守られた場であるんだからどんどん遠慮なく聞いていくことが相手のためであり、自分の為である。
考えてきた質問はどこかへいったが、準備をしたということで、前回よりもリラックスして質問することが出来たと思う。また、その都度疑問に思ったことを相手に確認できた方だと思っていたが、動画を見返してみると、先生からのサゼッションでもあったが重要な部分を見逃していたり、もっとここの部分が知りたい!何故突っ込んで聞いていないんだ!という箇所が結構沢山あったので、自分の未熟さを感じた。
しかし良かったこととしては、相手に、
「もし俳優という職業を選択していなかったら、どんな職業についていたと思いますか?」
「子どもが好きだから小学校の先生か幼稚園の先生になっていたかもしれない」
…
という会話がなされている流れで、相手役がウルっと来ていたので、
「それは何処から来るのか?」
という質問を投げると、
「子どもになりたかった」
という答えが返ってきた。
今迄見たことのない、今にもふにゃっと崩れてしまいそうなやわやわの相手の表情が見えた時に何とも言えない感覚が押し寄せてきた。相手が繊細であることは分かってはいたが、どちらかと言うと、薄い氷が「パリンッ」と割れてしまうような繊細さかと思っていたが、そうではなく今にも崩れそうなやわやわの溶けそうな雪見だいふくのような心だった。めちゃくちゃ可愛すぎて、崩れないように大事に大事にしたいと思った。質問の答えの中で過保護に育ったと言っていたが、これだけ繊細な心を見てしまうと、めちゃくちゃ大事にしたいと思うお母さんの気持ちが分かる気がする。また、休憩の時にお餅が大好きと言っていたがそれも関係しているだろうな〜と思ったり…
まだまだ聞きたいことは沢山あったが、まずは、相手の新たな部分を見ることができたことで、また一つ相手のことを好きになれて良かった。
・インタビューされる側
リラックスして答えられたかなとは思う。
家族の話をすると暗くなってしまうかと思ったが、それはなったので少し意外だった。
先生のサゼッションでは客観的に自分を見ることが出来たから冷静に答えることが出来たとのことだったが、冷静に答えられた理由として、ideaという守られた空間だったということはもちろんだが、インタビュアーと同じ質を感じたからこそ、そこに安心感が生まれたのはあると思う。相手役がどんな家庭環境で育ったかの詳細は分からないが、数回のレッスンの中で相手を見て私だ!と思うことが何度もあったので、そこに恐れが殆どなかったのも大きかったと思う。どんな相手であってもこのリラックス感で答えることができるのか?今後も色んな人と会話していく中で、チェックしていきたいと思った。
◆ミラー
・源発信
だいぶ恐れからフリーになってきて、相手から感じるものを素直に出せるようになってきたと思う。
実は相手を前にすると、甘えたくなる自分がいたが、何となく甘えちゃダメだという感覚になり、出すことが許されないような感覚だったが、今回はそんな甘えたい自分も許せたのは大きな前進だった。
今レッスンを振り返ってみてふと思い出したのだが、その時の感覚が、甘えたくても甘えることが出来なくて泣いていた幼少期の頃の感覚が蘇ってきた。ふわふわの白い猫のぬいぐるみのキーちゃんをいつも抱っこしていた私。私はリカちゃん人形よりも、ふわふわのぬいぐるみ派だったが、甘えることが出来ないから、そのぬいぐるみに癒しを求めていたのだと思った。
その時の満たされなかった思いを、このミラーで思いっきり相手に構ってほしいと向き合ったから、私の心も満たされたのだった。
・ミラー側
相手が宇宙人のようだった笑
新種の生命体でも発見して、今迄見たこともない動きや表情に驚かされまくっていた。
私にとっては悲劇だったが、観客側からしたら喜劇を見ている感じなんだろう笑
最終的には、ミラーのEXなのに、一体になれなくてもそれでもかまわない!心の底から相手はそこにいるだけで、何もしなくても素晴らしい!優勝だ!!おめでとう!!最高や!!と思わせてくれた笑
何なんだろうか? 相手を目の前にすると何でもアリなんだと思わされるし、エングラムがあろうがなかろうかどうでもええやん!今の自分で堂々としてたらええやん!と思わされてしまうこの不思議さ。もう少しミラーをしていたらどう反応してたやろうかと考えたら、私も相手役と同じように異次元にぶっ飛びたい!と感じて、色々と試してたかもしれない。
兎に角、最高のキャラの濃さで面白すぎました笑
今回も素晴らしい学びの場をありがとうございました♪
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