IAメソッドはプラクティショナーが

 

何をするか

 

ではなく、

 

どのような意識で行うか

 

がものすごく大切なメソッドだと思います。

 

DoingではなくBeing

 

 

普通、セラピストの意識というと、

 

クライアントに健康になって欲しい、とか

元気を取り戻して欲しい、とか

身体を整えたい、とか

結果を出したい、とか

 

変化を求めるのが一般的だと思うし、私も今まではそう習ってきました。

 

目の前にいるクライアントの為に自分は何が出来るのか考えて、持ちうるすべてのものを使って改善に導きなさい。

 

それが、一流のセラピストなんです、と。

 

 

 

でも、IAメソッドでは、逆なんです。

 

(だから、セラピストという名称ではなく、プラクティショナーと変更になりました)

 

 

 

プラクティショナーは、ただハートを開いてニュートラルな意識を保ったまま、クライアントの問題には介入せずに、間脳を活性化させるのみ。

 

 

 

ニュートラルな視点でエネルギーにフォーカスしていると、細胞は自らの力で変化を起こします。

 

内在している力を発動して輝き始めるのです。

 

 

それを感じると、こちらが相手に何かしてあげようなんて、なんておこがましい想いを持っていたんだ……と気づかされます。

 

 

そしてまた、プラクティショナーのありとあらゆる想いはダイレクトに間脳に伝わり、活性化の妨げとなってしまう、という事も徐々に見えてきました。

 

これは、ある意味本当に怖いことで、その人が今まで積み上げてきた自分というものが、全て伝わってしまうのです!

 

自分ではニュートラルでいるつもりでも、潜在意識に漂っている、その人がその人たらしめる意識というものを間脳は感じ取ってしまう。

 

それはどうしても隠しきれない。

 

 

プラクティショナーの想いが強ければ強いほど、例えそれが善意から来ているものであったとしても、間脳にとっては異質のエネルギーをぶつけられているようなもので、

それはいわば、自分を否定されているのと同じ事で、間脳は萎縮し、エネルギーは逆流現象を起こします。

 

 

IAメソッドは気を下げる(神経エネルギーを下に下げていく)はずなのに、逆に上に上がってしまう、という事が起こります。

 

当然、間脳活性化は起こりません。

 

クライアントが非常に繊細な方の場合は、気分が悪くなるかもあせるあせる

 

 

 

プラクティショナーが、どれだけ普段から自分の意識に注意を向けているか。

 

普段は気がつかない自分自身に気がついて、そのエネルギーをどれだけ手放していけるのかが、IAメソッドのプラクティショナーとして、とても大切な事のような気がします。