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神龍ネット
農家が稼げない本当の理由・その1 に、れな さんから、
「我が家はまったく休みが無く、挙げ句稼げないので農家やめたい。
同居までさせられて、嫁として苦労して働いて、その上給料無し!
周りから 農家やるならパート出た方がよくない?とか働き貧乏
とか言われる始末。出来ることなら出ていきたい。」
と言う趣旨のコメントが付いてまして。
はたなか
農家の嫁が、“報酬なしで使える労働力”として扱われてしまう
というのは、農家農村の良くない風習のひとつでもあるんですが、
農家に嫁が来ない大きな原因にもなっていますね。
関連記事⇒はたなかさん、「田舎に憧れる女子が増加中」だそうですが?
わたしも、自分の嫁がどんな風に感じているのかなんて考えても
見ませんでしたが、
(奥様に向かって)おいハツコ、
農家の嫁として実際のところどうだったのよ?
ハツコさん
え~?わたしは特に「割に合わない」とも「粗末に扱われている」
とも感じずに来てしまいましたけどねえ。
神龍ネット
そのあたりは個人差もあるでしょうが、最初からそういうものだ
として覚悟して当たるのと、まったく知らないで入ったのとでは
大きく違います。
ただですね、
一般的な常識人のつもりでいる人たちは、
いとも簡単に無視してくれますが
メリットの全く感じられない、
面白くも無くてつまらなくて、
何の興味も関心も持てないような事を延々とやらされ続けていると、
人間の精神て壊れていくんですよ。
“報われない努力を続ける”事が美化される風潮は
少なからず見受けられるのですが、
人間と言う生物の仕組みから言えば、
壊れることを勧めているようなものですね。
いただいたコメントだけでうかつな判断は出来ませんので、
れなさんのブログを最初の記事から通して一通り拝見しました。
はたなか
どうでした?
神龍ネット
だめだこのジジィ、早く何とかしないと!
はたなか
をぃ
神龍ネット
現実問題的なとして、れなさんの記事を拝見する限りでは、
レナさん家の労働的な負担の7~8割はれなさんが支えています。
れなさんが
「割に合わない」
と感じている重要なポイントがいくつかあって、
まず第1に、
コメントで“同居までさせられて”と書かれている通りに、
れなさんが結婚された当初は実家へ入って農業をやるなどと言う
予定はまったく無かったこと。
農業を継ぐにあたって、
どれだけの話し合いがなされたかは分かりませんが、
れなさんにとっての現実は、
れなさんがどのように感じどう思ったかが全てですから、
れなさんがやりきれなさを感じているということは、
農家の嫁であるれなさんへのケアが足りていないか、
そもそもエアをするつもりが全く無いかのどちらかです。
このような状態で、その“家”のために元気いっぱい喜んで働く
と言うのは不可能です。正直、よく保っているなと思います。
第2に、
舅・姑が、れなさん夫婦とそのお子様たちの存在を、
必ずしも歓迎しているわけではないと言うことです。
歓迎されていないようなところへどうして入ったのか?
と言う疑問が発生するのですが、
それぞれの家庭の事情があるでしょうから追求しません。
ただ、
一つだけ確実に言えるのは、
れなさんの家庭が、舅を頂点とした“キングダム”を形作っている
と言うことです。
この“キングダム”、決して良い方向には機能していませんが、
王であり皇帝であるこの性質の良くない舅に、れなさんもご主人も
根っこの部分で逆らうことが出来ていません。
舅の存在を非常に腹立たしく思いながらも、
その支配力から逃れられないでいます。
第3に、
れなさん家の舅・姑が、
周囲の農家の同年代の方々と比べて働かないと言うことです。
この事から、この舅・姑が農業を好きでやって来た訳ではなくて、
れなさんたちに農作業をやらせておいて、自分たちは楽をして当然
だと思っていることが伺えます。
問い詰めたって、おそらくそんなことは認めないでしょうけどね。
農業を生涯の仕事だと思っているなら、跡継ぎが出来ようが
出来まいが、関係なく率先して農作業に取り組むものです。
自分の母親や、7年前に無くなった自分の父親がそうでした。
面倒なことを誰かに押し付けてしまって、
自分たちは出来るだけ楽をしようというのは、
これはもう搾取とか略奪をしているのと一緒です。
事実上家を仕切っている人がこんな風だと、
その家庭の雰囲気がどんどん悪くなっていきます。
はたなか
れなさんの家庭に色々問題があることは分かりました。
では、少なくとも“れなさんが壊れないですむ”ようにするために
何か出来ることってあるんでしょうか?
神龍ネット
ありますよ。
はたなか
ほんとうですか!?
神龍ネット
本当です。
ただし、れなさんから見たれなさん家の問題は、
やっぱりれなさん自身でなければ解決できません。
自分やはたなかさんを含めたれなさん以外の人は、れなさんが
望めば手を貸したり、力を貸したりして上げられるだけです。
具体的なお話は回を改めて、
出来るだけれなさん家以外の家庭でも参考にしていただけるように
進めさせていただきたいと思います。
ポイントだけお話しすると、
対処方法は大きく分けて3つあります。
1つ目は、「その場所から脱出すること」
もうこれ以上耐えられない、限界だと思ったり、
命の危険を感じたりした場合は、
その場所から脱出してかまわないんです。
2つ目は、「キレて見せること、本気で怒って見せること」
理不尽な接し方をしてくる人物は、大抵こちらのことを舐めて
掛かってますから、簡単に思い通りにはならない事を思い知らせて
やら無くてはなりません。
ただ、生半可な爆発の仕方では相手に響きませんので、
半日くらい相手を目の前に釘付けにして、怒鳴り続けらるくらいの
エネルギーと覚悟と根性が必要です。
3つ目は、「相手との接し方を今までとは変える事」
虫が好かない腹立たしい相手だとしても、今まで同じ接し方をして
いたのでは、今までと変わらない反応しか返ってきません。
ですから、思い切って相手との接し方を変えてみるのです。
そういう意味では、2つ目の「キレてみせる」もこの範囲に
含まれるかも知れるませんが、方向性が違います。
この3つ目だけでも詳しい話を始めると1500字位は使って
しまうのでいずれにしても回は改めることにしましょう。
はたなか
それでは、続きは次回ですね。
神龍ネット
そうです。
“性質の悪い舅・姑と上手に付き合う方法(予定)”
でお会いしましょう。
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