天香具山の天香山神社は
宮中祭祀に深く関わってきた神社です。
天香具山の土は
カグヤマノハニとよばれ
神武東征の折
天皇の夢に
「香具山の埴(ハニ)を平盆に神饌を盛って神を祀れ」
とのお告げがありました。
また、天香具山では
大嘗祭にお供えするお米をつくったり
悠紀田(ゆきでん)
主基田(すきでん)
の土地を選ぶために
天香具山の波波迦の木(ははかのき)
をつかって占ったりしました。
香具山は、橘山、ハラミ山とも呼ばれ
クニトコタチさんが
トコヨの木(橘)を植えたことによりついた名前でもあります。
ホツマツタエによれば
イブキドヌシさんは
富士山をかたどった山として
伊予の天山を造り
田畑を広げ
ホノアカリさんは
富士山をかたどった山として
天香具山を造り
カグヤマ宮としました。