デカドロンを内服して
翌日にはだいぶ良くなった仁。
もともと山は越えていたと
先生がおっしゃった。
そやけど
先生に診ていただけたことが
一番大きな安心材料。
子どもの体調不良は
心がえぐられるように辛い。
咳はでるけど
吐いてしまうことはないし
眠れんほど咳き込むこともなく
ごはんも食べてくれるし
なにより動きが楽そう。
部屋にいられんくなって
マスクしたまま外に飛び出し
長靴を履いて砂場で遊んでる。
回復早っ
そんな仁をみながら
俊と縁側で過ごしていたら
スマホが鳴りました。
俊と仁が通う保育園からでした。
仁の陽性発覚後
すぐに園への一報をいれ
そのあとも俊の二度にわたる
抗原検査陰性等を
電話連絡していたんやけど
仁の感染経路がわかったとのことで
もちろん個人名は出さずに
教えてくださいました。
仁は別のクラスに
めっちゃ仲良く遊んでいる子がおって
その子のクラスで
陽性者が数人おったそうです。
一方で
俊と仁のクラスは陽性者なし
先生は
「仁くんがうつしたわけでは
ないと思うし
誰が感染していても
仕方ないことやし
だから責任とか考えんと
早くよくなってくださいね」
とおっしゃっていました。
わたしはずっと
仁が誰かにうつして
広がっていたらどうしよう、
もっともっと症状がひどいお友達が
出てきてしまったらどうしよう、
その子のご家族が
辛い思いをしていたらどうしよう、と
不安でいっぱいでした。
うつしたから悪い
うつされたから嫌、
という次元の話ではないし、
犯人捜しをしている人は
おらんっていっていたけど
やっぱり心苦しかった。
幸い重症者はおらんとのことで
少しだけ心が落ち着きました。
午後にはわたしの勤務する施設から
入電がありました。
いまのところ
施設の職員も利用者さんも
誰も体調不良者はおらんし
だから大丈夫やで、と
教えてくれました。
このお知らせをいただいたあとも
ほんまに安心して
潜伏期間を考えると
まだまだ安心できんのやけど
心の重荷が少し軽くなりました。
コロナの一番辛いところが
ここやろな、と思います。
人から人にうつってしまうから
自分のせいで誰かが・・・
というサイクル。
ほんまに嫌。
うつしたくないし
うつされたくないし
でも人とはつながっていたいし
つながらんとならん。
子どもたちが楽しく遊ぶには
ソーシャルディスタンスって
めっちゃ難しいやろなと思う。
施設で働いていても
車いすへの移乗とか
お風呂介助は
体が近くなるし
マスクをしていても
うつしてしまう不安は
終始つきまとってる。
早く終息して欲しい。
コロナ禍になって
保育園の保護者会とか
保護者参加の行事、
あとは町内会の集まりや
町の行事が減って
人見知りなわたしはありがたい、と
思ってしまうこともあったんやけど
そんなん言ってられんくなった。
やっぱりコロナの終息が一番。
マスク無しで
子どもたちが笑顔いっぱいの毎日を
送れる毎日に戻って欲しい。
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暖かい日が増えてきて
薄着の季節になりました
ゴールデンウィークも
ちらちらと見え隠れして
初夏やなーって感じます
我が家はまだまだ
コロナでバタバタやけど
それでも季節は確実に
夏に向けて進んでいます
きっともう少し経てば
帽子をかぶって
半そで、短パンで
公園や水遊びができるやろな
楽しみ
こちら
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