ウコンの驚くべき薬効
昨年、里芋の畝の一部を使ってウコンを栽培してみました。
結果としては収穫の時期が早かったせいもあって収量が少なかった(;´Д`)
なので種芋として今年の4月にふたたび植えてみました。
11月下旬、葉が枯れるまで粘って掘り起こしてみました。
すると、どっさり収穫できました。
ところが、春ウコンなのか秋ウコンなのか分からなくなってしまってしまいました。
〇秋ウコン(ターメリック)は、クルクミンが豊富です。
色がオレンジ色をしていて、パエリアの黄色やカレーの黄色はここからきています。味は弱い苦みがある程度です。
試しにたくあんの色付けに使ってみたらうまくゆきました。
一般に馴染みのあるウコンは秋ウコンでしょう。
ポリフェノールの一種であるクルクミンが春ウコンの約10倍以上含まれています。お酒を飲む前にウコン配合の栄養ドリンクなど飲むと良いともいわれています。
ただ秋ウコンは、肝臓等が弱っている人が飲むと、逆に負担をかけてしまう場合があるようです。
〇春ウコン(キョウオウ)は、精油成分、ミネラル成分が豊富です。
そのまま口に入れると、強い苦味と辛さがある為、すぐにわかります。色も薄い黄色をしています。
秋ウコンに比べてクルクミンの量は少ないですが、
ターメロン・シネオール・アズレン・カンファーなどの
100種類以上の精油成分が豊富に含まれ、
また、カルシウム・カリウム・鉄・マグネシウム・リンなどのミネラルが豊富です。
■精油成分とは?
植物の葉や茎、根等に含まれる成分で、様々な働きを持つと言われます。
この精油成分が動脈硬化予防やコレステロールの分解、またガンの抑制になるとも言われています。
これは秋ウコンにはない働きです。まだ研究されている最中のようですが、そんな凄いものが畑で収穫できているのだから飲まない手はないです。
早速食前に春ウコンをすりおろしたものを白湯に溶かして飲んでみました。
小さじ1杯も入れてないのに生姜よりも苦い(;´Д`)。
そこで甘みを足すために砂糖ではなくフラクトオリゴ糖を足してみました。
オリゴ糖のはなしは言いたいことが沢山あるので、後日じっくり取り上げたいと思います。
良薬は口に苦し・・・好んで飲むものではないけれど、体の冷えが少し取れたような気がします。
ウコンに含まれる成分は適量を摂取すれば良い成分となりますが、摂り過ぎてしまうと逆効果となる場合があります。
なので少量から始めると良いと思います。
自分の体で人体実験ですね。
昔から生薬としてあったものだし、合わなければやめれば良いだけです。
もう何年も風邪ひいていないけれど、ウコンのおかげで健康記録を伸ばすことができるかも (^_-)-☆ 楽しみです。