二度目の退会、これで同友会バツ二になります。
一度目の同友会の良さを深く理解できず、ただ「例会」というものに面白さを感じていました。
良い会だと思ったので、知人を「ゲスト」として誘いました。
気が付くとゲストは、会員に囲まれ執拗な入会の勧誘を受けていました。
感想は連れてきた僕が聞くのが筋というもの、聞いてよい感触であれば入会の提案をしたかもしれません。
これが僕が同友会で一番嫌いな「拡大」という勧誘活動です。
これに怒りを覚え、「この組織が嫌がることは何だろうと考えました」
答えは数字を減らすこと、つまり退会です。
一回目の退会はこれが理由です。
二度目の入会は約2年半前、誰に誘われることなく自主的に入会を検討しました。
自宅から近い、北播支部か会社のある西神戸支部にするか迷いました。
どちらにも知人がいたので、古巣北播支部の例会と西神戸支部のブロック会に参加し、どちらに入会するか天秤にかけました。
結論は圧倒的に北播支部でした。
同友会には同友会理念というものがありますが、これに沿って有意義な活動をしているように見えました。
会社訪問型のミニウエルカム、その後のブロック会など支部内行事に積極的に参加していました。
経営指針成分化セミナーを受けているころ、「運営委員」に誘われました。
これが「拡大委員」であれば絶対拒否していましたが、「経営労働委員」という経営指針成分化セミナーと関係する委員と聞き、運営委員になることにしました。
経営指針成分化セミナー後、MG50期ほど受け、ブロック会は同時の支部長よりも参加回数が多いほど、参加していました。
義務で参加しているのではなく、参加してみると本当に興味深いもので、自主的に参加していました。
そうこうしているうちに突然支部長から、次の支部長のお話が来ました。
迷うことなく受けました。
ここが第二回目の楽しい同友会活動のピークだったと思います。
県の会合はいつも神戸市中央区、そして十数年ぶりの全国行事が兵庫県で行われるということで、県は全国行事一色の雰囲気でした。
県の会合では第一回目の退会理由になった、「拡大」と行事への参加を要請する「動員」という活動を「目標」という名の「ノルマ」が課せられました。
同友会理念には「自主」というものがあり、「入会、退会、行事への参加、不参加は会員の自主的判断による」とされています。
同友会理念原理主義者の僕は、「自主的判断により行きたい人だけ行けばいい」というスタンスで「動員」はしませんでした。
このころ中同協の事務局から
「一会員の意見なんかに答えられない」と言われたことがありました。
僕は、「全国行事もたかが一行事、協力はしないと」答え、ここで一度退会届を提出しました。
人生で初めて慰留されました。
退会を撤回し、心機一転、任期満了までやるぞと思っているところへ事件が起きました。
全国行事へ向けたステップアップ例会で動員ができず、理事会で「あんたら口だけや」と代表理事から小ばかにされ口論になりました。
「半ば強要される様な形で嫌々した合同例会に人が集まるわけないやろ」と
どうやらこれを代表理事らは相当根にもっているようです。
ここへきて気づいてしまいました。
当初学びの多かった同友会、負担の方が大きくなり面白くなくなっていると
最後の活動として鳥取同友会と北播支部の合同例会が良いものになったことは本当に良かったです。
1月10日に退会の決断をし、1月末付で退会することにしました。
第二回目の同友会では多くの事を学びました。
しかし、これ以上続けることは負担ばかり増え、本業に悪影響を与えます。
同友会理念の「良い会社を作ろう」に反します。
退会し、同友会での学びを糧に本業に専念したいと思います。
退会しますが、多くの学びと経験、そしてかけがえのない仲間を得ることができた同友会には感謝しています。
今退会して失うものより得るものが多い、これが現実です。
全国行事までの会員拡大目標1857名でしたが現在1630名、あと28日で227名
達成せんかったらそれこそ「お前は口だけか」ですね最高顧問
2020年に2020人が目標?アホらしいわ。
さて、全国行事のキャンセル期限は1月19日です。参加登録された方は本当に同友会理念にもとづき自主的に参加の決断をしましたか?
平日2日間、23000円の負担、本当に自主的に行きたくて行くと言えますか?
上からの指示と思っているならそれは「ボス支配」というものです。
会員同士は、会歴、規模等に関係なく対等な立場です。
同友会会員の経営者であれば、全員に自主的判断をしてもらいたいです。
「支部長がそんなこと絶対言うな」とも言われました。支部長じゃないので言います。
なぜ「同友会理念に基づき判断してほしい」と言ってはいけないのか?
まぁもう良いですが、こんな清々しい気持ちははじめてです。