お疲れ様です。
現場で探し物をしてると、見慣れないオレンジ色の袋があった。
袋の上に何か書いてあるな。
どういうことやねん。
ところで今日は30分早出だったので、
終了も30分早く、16:30に現場を下番した。
昨日は生コン打設工事があり、19時30分終了の残業3.5時間と遅くまで働いたので、今日は早く帰れて嬉しい。
せっかくなのでどこかで食事をしていこう。
メトロ銀座線に乗り、今日は「三越前駅」で下車した。
出る出口を間違えたので、目的地まで結構歩いて到着。
室町 砂場 日本橋本店
創業は明治二年の老舗蕎麦屋である。
江戸前蕎麦には3つの系統がある。
「砂場」「藪」「更科」だ。
それぞれの由来や特徴は勝手に調べて欲しい。
運よく店の一番奥の2人掛けテーブルに案内された。
席の位置もそうだが、無駄な装飾もなければBGMも何もなく、非常に落ち着く店内だ。
私の背後には小さな庭園がある。
ビール大瓶。
アサヒ、キリン、サッポロと選ぶことが出来た。
キリンにした。
まずは蕎麦前のつまみを選ぶ。
まず一品目。
卵焼き。
二品目は、かき揚げ天ぷら。
卵焼きはふわふわのアツアツ。
箸で持ち上げると崩れるほどだ。
甘さは控えめで美味しい。
かき揚げのほうは、芝エビがゴロゴロ入っている。
とにかく落ち着く空間なので、いつも早食い気味の私も、
自然とゆっくり味わって食べている。
BGMが無いのに、決して静かすぎず、もちろん騒がしくもなく、
店員さんやお客の会話の声が耳に心地よい。
そろそろ蕎麦を注文するか。
天 ざ る。
この店は「天ざる・天もり」の発祥の店とのことだ。
”ざる”は更科粉を使った白い蕎麦、”もり”は引きぐるみ粉などを使った黒っぽい蕎麦。
黒い蕎麦はいつも食べてるから、白い”ざる”を選んだ。
まずは何もつけずに一口食べる。
蕎麦の爽やかな香りがする。
天ざるなので、このつけ汁には天ぷらが入ってるのだが、
さっき食べてたかき揚げと同じではないか。
まあ旨いから良いか。
最後は蕎麦湯で〆る。
ごちそうさまでした。
いやー、良い時間を過ごすことが出来た。
明日が休みならもっとゆっくりしたかったけど。
お会計は5,005円。
ご縁のありそうなプライスだな。
底辺職の私にはちょっと値の張る食事になったけど、
銀座の現場に赴任してちょうど1年経ったので、そのお祝いと思おう。
さて店を出て、大通りに出ると、すぐ先に神田駅が見える。
明日も頑張るか。
ご安全に。