今宵の犠牲者は昔チームとして一緒に仕事していた美人の姐御。
ザ・ギンザのフラワーコーデイネイトも手掛けたことのある、フラワーデザイナーの○○さん。
とにかく豪快な女傑と呼ぶに相応しい人でした。
170cm以上あろうかというスラリとした身長に、腰の辺りまであるストレートヘアー。
じっとしてさえいれば、誰もがモデルさん?と思うだろう。
しかし、5メートル位は離れてみる必要があるか!
と言うのも、この人基本ノーメイクなのだ。
お化粧しなくても綺麗というのとは違い、夜遊びが原因で朝にそんな余裕がないのだ。
僕より、噂では8つ年上のその姐御は開店前のお店フロアーで会うなり、僕に「どう?大丈夫?」と聞く。
えっ?なにが??
「あもう~いいからこれ持ってて」と、ちょっとお洒落な作業着のポケットから、丸い鏡を取り出し僕に持たせると、真っ赤な口紅をものの数秒で塗り、ペンのようなもので眉を書いてるではないか、
はじめに大丈夫?と聞かれた時は何も違和感なかったその顔も、片方だけ描かれた眉を見せられ、
この人、この顔で電車に乗って銀座に来たの?と驚かされる。
二人でどこかに行ったことは一度も無いが、何人かでは数え切れないくらい飲みに行ったし、泊まりの研修も何度か一緒に受けた。姉のように思ったことは一度も無いが、姉弟のような関係だったかもしれない。
その日もアフター5に向けて(実際は19時)
「今日は中目にいいとこあるから行こう」と誘われる。花屋さんの女性Sを含む3人でと。
「でも、あそこで飲むと○○ちゃん終電無くなるね、一人じゃ可哀想だから○○さんも一緒に泊まってってよ」と僕と花屋の女性Sさんに言う。
この人の言ったことは決定事項であり、ノーは許されない!
散々楽しんだ後、タクシーが捕まらずどれだけ歩かされたろうか、街燈の無い暗い道の先にあったのは、
高台にポツンと、廃校になった校舎の一部のような建物が、雲の流れる月明かりに、それはそれは不気味に照らされているではないか。
僕とSさんは同時に「ここじゃないですよね?」
すると「あ~今日は月が出てるから良い方、こっからが飲んだ後は大変なんだ」
まだ何かあるのか?と思ったら、その廃墟のようなビルの5階だそうで、エレベーターが付いていない。
鉄製の外に取り付けられたその階段を上り始めると、
姐御「手すりが壊れてるとこあるから壁側あるくようにして」
二人共「え~~~!」
つまらない思い出ばなしですみませんm(_ _)m .
長文になりましたので、本日はこの辺で・・・。