遠い昔に行った社員旅行の話です。
宴会前の一風呂を浴びに大浴場の引き戸を空けた瞬間!
湯船には綺麗に陳列された桃が!
湯煙の中、よく目を凝らしてみると、大小様々な男の尻ではないか!
潜水タイムでも競っているのかと思い、あがってきた後輩に尋ねると、
「ここの風呂は元々混浴みたいっすよ」
「あの板で仕切られているだけで、潜れば向こうに(女湯)に行けちゃうんですよ」
あ~そなんだ。
と、これだけなら大した事ではないんだが。
「おまえ、目から下真っ赤だけどどうしたの?」と尋ねる俺、
「いや、みんなそうすっよ!あの板と水面の隙間から女湯が覗けるんっすよ」
全ての疑問が解けた!
15人ほどだろうか、中には課長が2人含まれていた。
次の瞬間、誰かが「おぉ~Mさんが入ってきた」「Sさんも一緒だ」
二人とも俺の飲み友だ!
その時、身体が勝手に動いた!
近くの岩に登り、彼女らに「お~い」と手を振ったのである。
既に入った何人かを除けば、その後、女性陣は風呂に入らなかったらしい。
俺は何事も無かったかのように風呂から部屋に戻ると、MさんSさん揃って部屋の前に置かれた椅子に座って、俺を待っていた。
危ないところを救ってやったつもりの俺を見つめる目が尋常ではない!
「おおっどうした?」と俺。
「・・・・・」
二人とも何を聞いても無言!
凄い目でじっと見ている!
ようやく無言のまま去る二人。
翌日の移動バスの中、幹事が「昨日、女湯を覗く者がいて、殆どの人が風呂に入れず大変迷惑を・・・・」
俺は覗いてなんかいないぞ~!
Mさんの方がデカイなんて知らないぞ~!
俺は無実だ~!!
その後、Mさんを飲みに誘ったら「あれはマズイよ~」と断られました。
15人の素潜り男に一言、
俺の席あけとけ~~~~!!