こんにちは。 ノートル パリです。 ご訪問頂きありがとうございます。
6月21日にパリを訪れた方には馴染みがあるかと思いますが、毎年6月21日は、パリの街の至る所で、音楽祭が行われます。
昨年はパリにいなかったので、2021年の以前のブログに記載・・・
今回は、事前予約して、フランコ・ロシア人 IONAH MAIASTKY=イオナ・マイアツキー 23歳のピアノ リサイタル。
この若さで、既に国際コンクールで頭角を現しています。 将来が楽しみなピアニストです。
この建物内でのコンサート。
行くと、既にバッハの曲が下記の窓から流れていました。
この時点で、私は未だ開始時間に遅れた事も知らずに、悠長に、美しい音色に耳を傾け・・・
リサイタルの看板の写真を撮りながら・・・ ( ´艸`)
建物内に・・・
誰もいないので、早く来すぎたかしらん? と・・・ ( ´艸`)
実は、ここの建物は、フランスの歴史建造物に指定されています。
歴史建造物が大好きな私は、ウキウキ・・・
素晴らしい入り口。
この場所を少しご紹介。
ラ・グランジュ・フルーレ音楽図書館(旧マーラー音楽図書館) は、個人のコレクションを幅広い聴衆に提供したいという 2 人の音楽学者、モーリス・フルーレとアンリ・ルイ・ド・ラ・グランジュの寛大さによって誕生しました。
1901 年の法律に準拠し、1986 年にフランス財団によって承認された協会です。
下記の特別なサロンがあります。一般公開はしておらず、有料にて借りる事が出来ますが、高価と思います。
鏡のサロン
サロン マルゲリット・ロング
サロン ギュスタヴ・マーラー
遅れて到着したのが、この時分かりました。 苦笑
今回のプログラム
今回の内容は下記。
最初のバッハのプレリュードを外で聞いたのでした。( ´艸`)
音色が心地よかったです。
ショパンもやはりバッハから学んだという事で、バッハの後にショパンの曲を持ってきたとか。
リサイタルの時の曲も選択し、構成が必要ですが、彼の構成は理論的で面白い。
ショパンのマズルカは、彼が生徒さんに教えている曲だとか。
そのマズルカを聞いて、思い出したのがポーランド人のArthur Rubinstein=アルトゥール・ルービンシュタインが弾くマズルカの演奏でした。実は、何度もCDを聞いているのです。
あまりにも似た演奏に驚きました。 こういう素晴らしい演奏を生演奏で聞けた幸せ・・・
そして・・・
最後は、ロシア人の作家 Alexandre Scriabine=アレクサンダー・スクリャービン。
何故か?このスクリャービンの曲にノスタルジーを感じる事があって、たまに聞きたくなる作曲家だったのです。
その理由が、今日、イオナ・マイアツキーの説明で分かりました。
このスクリャービンは、ショパンの影響を物凄く受けた作曲家だったそうです。
なるほど・・・ ショパン好きの私が気になるのも当たり前だったんですね。 ( ´艸`)
若いピアニストさんですが、音楽に対する深い造詣を持っているのが、彼の話から分かります。
今後期待したいピアニストさんでした!
下記が、ピアニストのIONAH MAIASTKY=イオナ・マイアツキー。
現在23歳のあどけなさの残る彼からは想像できないエネルギッシュで、造詣の深い素晴らしい演奏でした。
帰りがけにご挨拶して、写真を撮らせて頂き帰ってきました。 ( ´艸`)
16歳で、Conservatoire National Supérieur de Paris=パリ国立高等音楽=CNSMD of Paris に入学してピアノのレッスンをしています。 通常は、18歳~26歳だったような・・・
そういえば、ロシア人の友人の息子アンシニーも2つ位飛び級をしています。
本来中学校1年生なのに、あまりにも優秀なので、中学2年生からさらに、中学3年生に編入されたのです。 パリでは、こういう話は、良く聞きますが、逆もあるようです。 ( ´艸`)
素晴らしいコンサートでした。
また、聞きたい演奏をするピアニストさんでした。
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