こんにちは。 ノートル パリです。 ご訪問頂きありがとうございます。
コロナ前は、年に2~3回ほど、警察に行っていました。 お客様が私と一緒で無い時に被害にあってご連絡があったりしました。
観光業界の企業の仕事でもスリ被害者のフォローをした事がありましたので、一連の手続きの流れや警察での被害届やパスポート取得等のフォローが出来ます。
今月は、お客様をご案内中に、既に2回もメトロの中にスリがいました!
混雑したメトロの中で、気がついたらフランス語で大声で叫んでいました。
今月始めのお客様曰く、メトロに乗っていた全員が私達の方を向いた!とか。 ( ´艸`)
もう1組の数日前のお客様は、私の叫び声が耳に残っているとおっしゃっていました。 ( ´艸`)
大きい声を出して、周りの人達が注目すれば、スル事が出来なくなります。
多くの目撃者を作る事になりますから。。。
スリ被害等何かあった時には、何語でも良いので、大声で助けを求めましょう。
近くにいる親切なフランス人が助けてくれます。
私達パリに住んでいる人間は、メトロの中では、ある程度スリを見分けられます。
それは、彼女達の持つ独特の雰囲気を関知してしまったり、顔を見るだけで、獲物を狙っている目でスリと分かったり・・・ 何故か、分かるのですねえ。 自分でも不思議ですが・・・。
メトロにいるスリは、昔のジプシーです。今は、ルーマニアが国籍を与えました。
学校にも行っていません。自分達の職業は、スリだと言います。
ほとんどが、18歳未満の女の子。しかも4人、6人、8人グループです。
ヨーロッパの未成年者保護法によって、スリは、大きな罪にはならずにいますが・・・
男の子もいたり、カップルだったりします。しっかりと濃いお化粧をしている違うルーツの女性もいます。
今月始めのスリは、ジプシー系では無く、東ヨーロッパ系のカップルで、濃いお化粧とつけまつげもしていたような・・・
フランス語で『ピックポケット=スリ!』と叫んだら、英語で、抗議してきました!
今までのジプシーとは違うと分かりました。
私が大声を出したら、メトロに乗っていた全員が私達の方を見たので、スリは、英語で言い訳をしてきました! ふてぶてしいスリでした。
『病気で手をケガしているので・・・』
しかし、お客様のバックに手を置いたのを見ました!
メトロに乗っている人達も私達の成り行きを見守っていましたが、もし、私が彼らから反逆を受ければ、きっと、見知らぬ誰かが助けてくれたと思います。
次の駅で、メトロのドアが開いたら、スリ2人組は、走って逃げていきました。
そして、知らない顔をして、ホームの端で、今度は、別の獲物を待っていました!
ご注意下さいね。 メトロホームの端とか・・・
***
数日前のお客様は、初めて乗るメトロ内でヴィデオを取っていらっしゃったので、スリも写っており、その切りぬきを公開します。 ( ´艸`)
こういうスリにご注意下さい。
1号線メトロのFRANKLIN D ROOSEVELTからLOUVRE方面に向かう時に・・・
メトロが来ました。
私は、下記の女の子達に未だ気がついていませんでした。
黒人さんは、気が付いたみたい・・・
1人はヴィデオを意識して、顔を隠しています。
奥の座っているおじさんが、このスリ達に気が付いたみたい・・・
私達もこの後に、メトロに乗りこもうとしたら・・・
私は、この2人の女の子の顔を見ました!
ヤバい! スリだ!
とっさに、『違う車両に乗りましょう!』と・・・
この車両には乗らず・・・
違う車両に移動。
お客様2名と違う車両のメトロに乗りこんだら・・・
今度は、女の子達4人が走って乗り込んできました!
顔を見たら・・・
えっ!!!
『この子達は・・・』
スリだ!
すぐに気が付き大声を張り上げていました!
皆さん、注意して!
『ATTENTION ‼ ATTENTION ‼』 と・・・
私もパニック状態・・・
今回は、ピック・ポケット=スリと、なぜか言わなかったのですが、今月初めは、
大声で、『ピック・ポケットがいるから注意!』と叫んでいました。
お隣にいたフランス人の女性もすぐにスリが分かったようです。
スリを見つけて驚いた顔をしています。
大声を出したお陰で、4人組のスリの女の子達は、伸ばしてスリかけた手をひっこめて、
メトロから降りて行きました。
スリの手が目の前にあったので、鮮明に覚えています。
メトロを降りてくれて、ほっとしました。
通常より長い時間メトロは止まっていました。
ホームには隠しカメラがありますので、スリが乗り込んだのをメトロを動かしているセンターが見ていたと思います。
最近は、車掌さんがおらず無人で、センターからコンピューターで動かしているメトロも増えつつあります。
皆様もどうぞくれぐれもスリにはご用心下さい。
被害者にならないように、すぐに大声を出して下さい。
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