こんにちは。 ノートルパリです。 ご訪問頂きありがとうございます。

 

パリは6月に入った今日、やっと夕方に最高気温20度となるそうですが、ずっと、20度を切る寒い日々が続いていました。ちなみに、最低気温は、12度なんですよ~。

 

ヴェルサイユ宮殿のグラントリアノンでは、6月23日迄『ヴェルサイユのインペリアル・シルク』展が行われています。

 

この展示会の意図する所は、ナポレオン1世がリヨンの生地メーカーに、インテリア及び家具用生地を特別注文していた記録を展示しています。

 

お馴染みのグラントリアノンの廊下。いつ来てもここのピンクの大理石は素晴らしい・・・

 

グラントリアノンとは、迎賓館です。

下記は、ナポレオン一世の妻 マリー・ルイーズ妃のお部屋

 

下記は、ベルギー王妃のお部屋です。

 

噴水の奥に見える建物内にて、今回の展覧会が行われています。

 

ナポレオン、ヴェルサイユ、家具倉庫

 

ナポレオン・ボナパルト=ナポレオン一世

 

ナポレオンの2番目の妻=王妃マリー・ルイーズ(オーストリア王フランソワ2世とブルボン・シチリア王マリア・テレジアの長女) 

彼らの長男=ナポレオン2世と。

 

ナポレオンは、1812年位に、LYON=リヨン市にインテリア生地を注文していました。

リヨン市は、この当時から絹の町としても有名です。 

私も前職では、1990年位に、先日他界された日本のウエディングデザイナーのKさんとご一緒にリヨン市迄、ウエデイング用シルク生地やらウエデイング雑貨関連をオーダーしに行っていました。

 

下記は、ナポレオンがオーダーしたシルクジャガード。

 

 

 

カミーユ ペルノンは、当時、リヨン市で一番のシルク生地屋でした。

彼は、その当時に、ヨーロッパ中の宮廷に生地を売りに営業し、さらに、ロシアに行って、エカテリーナ2世にまでシルク生地を販売していたそうです。

 

18世紀当時に、こんなに細かく図案を描いていたのですね。感動しますね。 ( ´艸`)

 

ナポレオンのシンボルの鷲

 

ナポレオンのNマークの生地。 

 

お花の柄は素敵ですねえ~。

 

こういった図案がベースだったんですね。

 

生地幅が狭く、まるで着物の帯を連想してしまいますね。 ( ´艸`) 

 

鳥と花がテーマの柄だそうです。

 

この鳥と花のテーマは、下記にも生かされています。

 

当時の儀式用お洋服と左側はマント―のようです。

 

生地にご興味のある方は、是非展覧会に!

 

 

 

 

 

 

NOTRE PARIS ノートルパリへのコンタクトは下記↓↓