こんにちは。 ノートルパリです。 ご訪問頂きありがとうございます。
シャンゼリゼ劇場にて、ラファウ・ブレハッチのピアノリサイタルが行われました。
この劇場には、シャンゼリゼ通りからお散歩がてら歩いて行くのが好き。 ( ´艸`)
5月は、マロニエのシーズンで、パリの街中にマロニエのお花が咲いていて綺麗です。
それに、やっと、少しずつ従来の5月の気候になるつつあります。
風向きの関係上分かり難いと思いますが、フランスの国旗とともに、赤い旗=中国の旗がシャンゼリゼ通りに沢山掲げられています。
いつもどこかの国の大統領や首相等がいらっしゃると、その国の旗でお迎えするのです。
シャンゼリゼ通り大通りからちょっと入った所に、大統領官邸がありますので、世界の要人達は、シャンゼリゼ通りを必ず通る事になるでしょう。
シャンゼリゼ劇場のある通りは、モンテーニュ通りと行って、DIORの本店を始め、多くのビッグブランド街=セレブ通りとなっています。
パラス=宮殿ホテルのプラザ・アテネもこの通りにあります。
このシャンゼリゼ劇場は、1913年に、コンクリート王と呼ばれたオーギュスト・ペレによって建てられた、アールデコの建物です。 鉄筋コンクリートを使った最初の技術者兼建築家という事になるようです。
ほぼ一番乗りで到着。 ( ´艸`) このホールは、1905席あると言われています。
ラファウ・ブレハッチは、1985年生まれのポーランド人。2005年の第15回ショパンコンクールで優勝。当時のYOUTUBEを見ると、未だ20歳の若いブレハッチが、大きな音を出すたびに、自分の体重を指にかけようと、軽い体重を指にかけるので、お尻が浮いて、まるでうさぎさんのように、飛び跳ねていた記憶があります。
あれから、約20年、彼は、大きく成長しました。
今回のプログラム
Chopin
Nocturne op. 32, n°2, Mazurka op. 50, Sonate n° 2
- Entracte 休憩-
Nocturne op. 48 n° 2, Sonate op. 58 n° 3
割と皆が知っている曲。こういう曲を弾くのは、その人の実力が分かりやすいですね。
大好きな曲も入っているので、夢うつつに・・・
と、思いきや、彼の実力に目が離せなくなりました。
彼独自の音色。こんな何とも言えない美しい優しい音色が出せるのは、彼の優しい性格やピアノへの愛情と情熱しか無いです。 特に、PやPPの優しくて甘くて美しい音・・・
私もショパンが大好きなので、色々な有名ピアニストのCDを聞いたりしていますが、ブレハッチのショパンは、まるで、そこに本当にショパンがいるかのような錯覚に陥ります。
ショパンは、きっと、こんな音色で自分の作曲した曲を弾いていたんじゃないかな?と、思わせるような演奏ぶりでした。 ( ´艸`)
素晴らしい演奏でした。
ありがとうございました。
途中の休憩時には、調律師が早速調律していました。
フアンの方も多く、何度も何度もアンコールが響き渡りました。 ( ´艸`)
Krystian Zimerman=クリスチャン・ジメルマンのショパンが大好きで、何度もコンサートに行っています。 が、同じポーランド人のラファウ・ブレハッチのショパンも素晴らしかったです。
リサイタル終了後には、CDが飛ぶように売れていました。( ´艸`)
私も購入しました。 ( ´艸`)
下記は、ちょっと分かり難いと思うのですが、凄く沢山の方々が、ブレハッチのサインを貰うと、並んでいるんですよ! ( ´艸`)
リサイタルは、20時から1時間半。 外は、すっかり暗くなっていました。
プラザ・アテネの前を通り・・・
もし、お友達とご一緒ならば、ここでお茶するのに・・・ 残念!
有名人のピアノリサイタルは、安いわけでは無いので、友人達もそれぞれの好みのピアニストさんのリサイタルに行くので、なかなか皆とご一緒というのは難しく、いつも1人で来ています。
まあ、寄り道せず、まっすぐに帰宅できます・・・ ( ´艸`)
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